vs ブラボーナ ◯9−0
本日高円宮杯東部予選1回戦が開催されました。
中学年代では年間で一番重要な大会と位置づけられており、TRMでは経験できない緊張感と相手選手の思いの強さの中で八頭FCの選手がどのような戦い方ができるのかを試す機会となりました。
相手のブラボーナさんは1年生主体チームで春にもゲームを行っていますがその時よりも守備の強度がかなり高く、大きく成長したチームになっていました。
八頭FCも個人のテクニックは春よりも大きく成長していますが、試合の序盤から守備でリズムを掴んだのは相手の方で、失点のリスクは多くはなかったものの攻め込めない時間が長く続きました。
貴重な経験です。
なぜ序盤攻め込めれなかったのか。
・それは相手のプレッシャーを完全に回避できていなかったからです。
なぜ回避できなかったのか。
・それは単純に相手の守備の『人の移動時間』に対して『ボールを受けてから決断までの時間』の方が長くかかってしまったからです。
なぜ決断に時間がかかったのか。
・それは受ける前に次のプレーのイメージ(選択)を決めていなかったから、そしてボールの移動中にOFFの選手が関わり始めていないので選択肢ができなかったからです。
八頭FCで形やポジショニングよりも一番重要視している『気にする』『予測する』がここでまた課題として浮かび上がってきました。
トレーニングでも試合中でもポジショニングの『型』やセオリー、立ち位置で極力伝えず、『何を気にしてほしいのか』を伝えるのは選手自身の気付きの連続でアイデアを出せなければ将来一生使われる側の選手で終わってしまいます。
型で成功してきた選手/チームはいつか脆さがでる。
2回戦に向けて何か型を作る事はしません。
足していくのは『アラート感』です。
これから数週間で『気付き』『予測』『決断』の連鎖を高いレベルに上げ次の試合に挑んでいきます。
まだまだできるはず。
頑張っていきましょう。
スタッフ 大久保