今日は愛知県の東邦高校さんが鳥取県に来られていましたのでTRを見学した後、紅白戦を行いました。
毎年数回鳥取県にワールドウイングさんのTRを受けに来られていて、身体操作の核となる部分のTRをU-15選手全員で見学させて頂きました。
ご快諾頂いた東邦高校さん、ワールドウイングのスタッフの皆様、ありがとうございました。
選手達にとっては中々見ていても分からない内容かと思いますがそれで良いと思っています。
全国トップレベルの高校生達が何を目的に何を得ようとしているのか、その空気感を感じれるだけで貴重な機会です。
きっと八頭FCの選手達がそれを必要になるのは、自分自身で自分の足りないものが明確に理解でき、それを改善しようと思える高校生になってからかもしれませんが一度見て経験する事が非常に重要です。
見学後は紅白戦を行いました。
意識したことはただ一つ。
守備のスタートのタイミングです。
ボールではなく相手の『キックモーション』『目線』を見て一歩目を踏み出す。
やみくもにテンションやノリで強度を上げるのではなく、自分のスキルに落とせるキーワードで改善する事が非常に重要ですのでただ一つだけを意識してゲームを行いました。
たった一つキーワードを持つだけで紅白戦の内容がここ数ヶ月でも一番アラート感の高いゲームとなりました。
守備の予測を意識するだけで攻撃のテンポも上がり、攻撃と守備は別物ではなくつながっている事が分かったかと思います。
『型』や『腹落ちしないセオリー』または『ノリ』や『勢い』などの選手の中に残らないものに頼ることなく、今つけておくべきものの積み上げで強い選手にチームになっていきましょう。
スタッフ 大久保