vs 湖東 ●1-3
今日は高円宮杯東部地区予選2回戦で湖東さんに敗れ県大会出場はなりませんでした。
相手の湖東さんは春から比べ別チームの様に粘り強く、私たちには無い最後の思いを乗せた3年生の力を感じました。
試合に入る前に1-0,0-1の接戦を狙うサッカーで挑むか、3点以上の得点を狙う攻撃的なサッカーで挑むか少し考えましたが、当然3点以上を狙うサッカーで挑みました。
なので敗因は3点取れなかった事です。
守備的なゲームは勝敗によって、チームの戦い方の反省は生まれますが個人のテクニック、個人戦術の反省は生まれにくく、攻撃的に得点を奪いにいくサッカーの中で『足りないもの』『足したいもの』が見えてきます。
直近では一学年上の相手に対して競り合える強度やスピードが付いてきていますが、その強度やスピードを意図的にコントロールするところまではテクニック、個人戦術が行き着いておらずもったいない場面が多く有りました。
状況に応じたテクニックの選択、その前の状況を察知する習慣がまだまだでした。
八頭FCではベンチから具体的な細かい指示は出さず何を気にするかのアドバイスのみとしており、プレーの瞬間のベンチからの指示は無く選手の直感に託しています。
上手く行かない部分をフォローする選手がゲームの中に現れる事で気づきの連続性の流れを掴むよう意識していますが、今回はその連鎖が生まれきらないままゲームが終わった印象でした。
正直今日は朝の集合時から勝ってはいけない日だと感じていました。
試合前の時間に仲良しグループでまとまり、内側だけに意識が向き相手チームが会場の準備をしている事にも気付かない。
外側に意識が向いていない。チームワークではなく仲良しクラブの典型的な姿です。
ゲームの反省で気付く選手が少ない原因もここにあります。
いつも言っている事。
八頭FCの活動中は個々で孤立して動き表現する事。
仲良しグループは外側への意識を奪い成長を奪います。
孤立(自立)し外に目が向いている選手同士のコミュニケーションが本当のチームワークです。
将来サッカーで上を目指すならば、一人でも孤立しても表現できる人間力が必要です。
テクニックと個人戦術は間違いなく格段に成長しています。
人としての成長も加われば来年は恐ろしく強いチームになれると確信するほどです。
変わるきっかけにしましょう。
スタッフ 大久保