今日は湖東中さんとU-13リーグ、U-14のTRMを行いました。
U-13リーグ vs 湖東中 〇4-2
1年生にとっては昨日の遠征の続きでどこまで改善できるかを試す機会となりました。
リーグ戦の中で昨日の課題に気づき変わっていた選手も数人いましたが、やはりチーム全体としては同じ課題が見えました。
『自分のやりたいイメージ』が最優先で、そうならなかった時にはいちいち残念がり目の動きが止まり、予測にもとづいたプレーもほとんどなく出たとこ勝負で相手に勝ったサッカーでした。
1年生も既にチームに入って半年以上が経ち、十分に個の力は付いてきていますが、勝ち負けで一喜一憂するのではなく、そろそろ次のステージに移行しましょう。
今日は2年生のTRMも有りましたので、1年生には2年生のゲームの中でのテクニックの使い方を見る機会も作ることができました。
同じコントロールやテクニックが活かしにくいグラウンド状況でも、2年生同士のゲームでは八頭FCの2年生それぞれの選手が『見る為にテクニックを活かし』選手同士が『顔と目でつながり』決してパスだけでなく、相手が見えている事で強烈な有効なドリブル突破も生み出すサッカーができていた事に1年生は気付いたでしょうか。
これは
・足下だけの見せかけのボールテクニック
・チーム戦術や決まり事
・スピードや強度や勢い
をやり続けるチームでは出来ないサッカーで、日々のTRでデザインされているテクニックの要素を積み上げる事でしか身につける事ができません。
2年生のゲームを観察してもらった後に、ありがたいことに1年生同士のゲームの機会も1本頂きました。
見る事で気付いたのでしょう。
20分だけでは有りましたが、明らかに昨日の遠征と今日のリーグ戦とは違う質のサッカーで今までで一番テクニックが有効に活用できたサッカーでした。
見る為にテクニックを使い始め、つながりの中でそれぞれの強さを発揮し完全に主導権を握れたゲームでした。
よくどう動いたら良いか分かりませんとの声を今までは聞きましたが、重要なのは何を見ていつ動くかだけで有り、それができれば自ずと決めれるようになります。足りないのはその場しのぎの正解では無く気付く事です。
状態が悪く最後の1本に出れなかったベンチの1年生からもその変化に気付いた声が有り、成長を感じました。
1年生はこの2日間がこれからの成長の為に、次のステップに気付くために非常に重要な機会となりました。
なかなか全員には声をかけれていませんが、ゲームの善し悪しではなく選手個人個人の変化と成長をしっかりと見ていますので選手、保護者の皆様安心して下さい。
1年生に必要なのは変わる勇気を持つことです。
昨日今日の2日間で1年生の選手の多くが変わってくれると手応えを感じています。
思考のレベルに応じて日常のTRの持つ意味も大きく変わってきます。
このきっかけを最大限活かし次のTRから変化を見せてください。
スタッフ 大久保