今日はフォルテさんにお世話になり1年生メンバーで6本TRMを行いました。
今日はプレーの結果、得点よりもゲームの質、個人の本当の成長を見る機会としました。
1試合目2試合目で『今日のグッドプレー』をはっきりと示し、残り4本は選手の気付く力でどこまでゲームの流れを作れるかを観察させてもらいました。
ほとんどのゲームを勝ち越すことは出来ましたが課題がはっきりと浮き彫りになりました。
これまでの半年間の公式戦も含めて1年生のメンバーは個人個人のテクニックは確実に付いてきておりボールを持ったときの『自分のやりたいことを実行する力』は格段に付いてきていますが、『相手を見てプレーする力』はまだまだです。
専門用語抜きでわかりやすく言うと『それぞれが自分のやりたいことをただやっていてつながりの無いサッカー』と言うことです。
今日のゲームでも同じ相手に対してでも、もの凄く連動し面白いように上手く行く時間帯と、歯車がかみ合わず全く上手く行かない時間帯が有りました。
選手にはこの得体の知れない変化の真の原因はなんだろうなという話をしましたが、原因は見る人が見ればはっきりとしています。
選手達の『出来ない事、足りない事』を消すためにチームで『決まり事』(戦術)を作って誤魔化せばその場のゲームは上手く行きますが、出来ないことはそのままになります。
小学生、中学生で活躍していた(していた様に見えていた)選手がその先の未来で上手く行かなくなる事がよく有りますが、これが原因です。
得体の知れない真因は、成長するために必要なものは『気付く力』です。
『気付く力』というとメンタル的な話に聞こえますが、はっきりと定義付けできるサッカーのテクニック(個人戦術)です。
【判断するための見る順位】
①ボールの状況
②相手の状況(位置/狙い)
③味方とのバランス
①②③を常に感じながら、プレーするのが当たり前にならなければなりません。
当然ボールを扱いながら見るためにはボールテクニックも必要になります。
ただジンガの用にボールを扱う技術ではなく、八頭FCのTRでは個人戦術につながるボールテクニックを日常から行っています。
テクニックは確実に付いてきています。
その中でどのようにテクニックを活かすのか。ここが重要です。
また明日もリーグ戦が有ります。
今から気付いて一歩一歩成長していきましょう。
スタッフ 大久保