vs 鳥取セリオFC ●1−4

守備の強度、運動量ともにこれまでのリーグ戦とは違うレベルでの戦いとなりました。
試合前に選手には決してチャレンジャーではなく、勝たなければいけない試合で、前半から失点を抑える事よりも前半から得点を奪いに行く意識で挑もうと話をしました。
前半の要所要所と後半は押し込む展開になり十分戦える力があると考える事もできますが、一方で自分たちの力を出し切るために課題が多い試合だったととらえる事の方が重要だと考えています。
ボールを握って主導権を握る為のテクニックは相手を見て上回る事が出来ても、得点や失点に関わるところに課題が多く残りました。
サッカーの質ではなく『本質』の部分で足りないものが見つかりました。
攻撃ではボールを握りながらゴール前に迫る回数が少ないのは、シンプルに『パスが出たら反応して走る』『パスを出したら動く』といったサッカーの当たり前の部分が足りていませんでした。
前線からの守備でも1人目2人目3人目とピレスバックも合わせて連続してプレッシャーをかけていく当たり前の事ができなかったタイミングで前進され失点につながり、こちらも当たり前の事をしっかりやる事の重要性を感じました。
それぞれの選手のテクニックは十分に成長が見られ特徴や長所(それぞれ『やりたい事』を表現するテクニック)伸びてきてはいますが、これから高いレベルでやっていくためにはサッカーの当たり前の『やらなければならない事』をちゃんとやる事が重要になってきます。
残る大きな成果を試す試合は高円宮杯となりますが、明日のフレンドリーマッチ、これから組まれるTRMで『やらなければならない事』をこだわってしっかりやっていく事が重要で、それができれば10月に大きな結果を残す事ができると感じています。
積み上げていきましょう。
スタッフ 大久保