2024/12/24
年末年始の営業について
2024/01/04
新年のご挨拶
2025.1.25 sat
vs 福知山JY
A戦2-0 B戦2-0
クレーピッチにぬかるんだグラウンドに自分たちが理想とする形で得点することができませんでしたが
それでも点が取れるのがこの学年のストロングポイント。
それはずっとBチーム時代にやってきた事。そしてそれが彼らが好きな事、プレーでもある。
しかし、それだけでは勝てないのが今から君たちが臨もうとしている戦いの舞台。リーグ制覇。そして全国への道。
昨日の懇親会の中でこんな話がありました。
「家で全国にいってみたいと息子が言っている。そんな事いう子じゃなかった」
これは素晴らしい事だし、私自身も嬉しい事です。
しかし、だったら尚更やらないといけない。
「人が嫌がる事、自分が嫌な事、そして時には嫌われ役になること」
しんどい事を好んでやる人間は少ない。けど、それは普通の感覚。悪い事ではない。
人は楽をしたいから洗濯機を作り、車を作り、スマホを作って来たわけだ。
けど、その楽なツールは最初から湧き出てきたわけではない。
血の滲むような努力や苦悩。その中で生まれた物であり、その誰かが苦労し時には嫌な思いして
今、私たちは楽に便利(楽しく)に生きられている。
iPhoneができる前にiPodがあったが、それを制作するにあたり、やっとできた試作品を当時のCEOのジョブズは水に沈めて、空気が出てきた事をして指摘した。「空気が入るスペースがあるならもっと小さくしろ!」
この時のエンジニアはどんな気持ちだったのだろう……
それをサッカーに例えるならこれは個人的な感覚になりますが
私は走るのより、ドリブルやパス、コンビネーションをする方が好きだ。
けど、当然それだけでは勝てない(楽しくない)
誰かがしんどい思いをして走ったり、追いかけたり、身体を張ったり、苦しくても声を出したりするから
自分たちがボールを持てて楽しめると思う。
しかしそれを一部の人だけがするとどうなるか?潰れてしまう。それではチームはバランスを失い組織は崩壊する。
だから、みんなで少しだけ自分以外の人の為に嫌な事をやればどうだろうか?
例えば10人いて20のミッションをクリアしないといけない。
9人が1、1人が11ではないく、みんがが2ずつやればいい。けど、今のチームは前者だ。
それではその人がいなくなったら?どうなる?
長いリーグ、シーズンを戦うにはそれでは走り切れない。
それを開幕してから気付いては遅い。開幕は待ってくれない。
あと2週間で君たちの人生が変わるかもしれない戦いが始まる…
けど、君たちなら気づいてできると信じている。期待すること、信じることも指導者の仕事。
今日も2つに分かれてトレーニングマッチです。
どんな成長、気づきと出会えるか楽しみに今から今日のトレーニングマッチの準備をしたいと思います。
FCみなと-GRAW
谷口