私は選手として15年、そこから指導者として12年間過ごしてきました。
サッカーには選手以外に指導者やそのクラブに関わる関係者など様々な人との関係があります。
私は選手としてプレーしていた時代にいいなと思っていた指導者は以下の通りです
・熱い
・的確なコーチング
・チームコンセプトに寄せず、個々でストロングポイントを伝えてくれる
・反対によくないことも伝えてくれる(課題)
・練習以外は距離間がある
この5つです(もっとあるかもしれませんが)
私は選手たちと関わるときにこの5つを意識するようにしています。
選手たちとフランクな友達のような関係の指導者もいると思いますが私はそれはしません。
そして関わっていく中で出てくることが
試合に出場する、しない、普段のプレーができる、できていない問題です。
私は選手たちと関わる中でこの問題を抱えている選手たちの思いを感じることが重要だと考えます。
全員がフルタイムで出場できる訳ではありません。
逆に言えば、スタメンの11人だけでは成り立たないということです。
自分の置かれていることを理解し、全員が行動できるような組織づくりをしなければなりません。
そこで最も重要なことは「基準は常に上へ、しかし基準に満たない選手たちへの期待」です
これからもっとこういうところを意識して欲しい、普段からこんな意識で取り組んでほしい、それをもっと見せてほしいと伝えるようにしています。また現状がどんな気持ちかも聞きます。
そしてチャンスはくる。と。
選手が抱えている問題、考えているマインドと指導者の抱えてる問題とマインドは異なります。
だからこそエンパシー、選手たちが感じていることに気づくだけでなく、選手たちにどんなことをしたらいいのか。
その立場に立って物事を考えることが重要だと考えます。