バリエンテはJr.ユースを中心にveoという映像撮影のカメラを導入した。
選手たちには試合の映像とその時のプレーを分析することができる。
でもサッカーはデータが全てではない。
そのとき映ったプレーを〝どう〟見るか。
この最近では、身体の大小が顕著に現れて
そもそも映像に映った走れない、寄れない、
闘えない、そんな姿が写し出されているように見える。
でも大人はそれを心で見ているかが大切だ。
それをそのままに見ているのははっきり言って間違いだ。
走れないのではなく、身体が小さいから寄るのがこわいのかもしれない。
角度が悪くて、タイミングが図れなくて、
そこを話す前に
走れない
闘えない
ビビってる
これを言ってしまうと選手たちはどうすればいいかわからなくなる。
欲しいのは罵声じゃなく 判断基準。
その判断基準は映像だけでは掴めない。
映像はあった上で、心で見る、そして選手たちと話す。
成長は残念ならが早く求めようとするほど失敗する。
成長はゆっくりで、ひとつひとつ慌てずでいい。
負けてもなぜ負けたかを知ればまた成長できる。
勝ったら勘違いせずなぜ勝ったかを知ってさらに良くしていけばいい。
大切なのはみんなでいい顔しながら思い切りサッカーをすること。
そして感謝して、自分たちが全力でプレーすること。
情熱を込めて取り組むこと。
それは誰かによって邪魔されることなく。