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【4年生と少女クラス】 潜在能力
2024-05-07 20:52:40
AC等々力

GWの最終日。

今回はAC等々力ジュニアクラスの4年生と少女クラスの選手達が紅白戦という形で戦いました。

 

さて、結果や如何に!?

 

【参加者】




 

今回は紅白戦という事で3時間みっちり試合を行いました。

せっかくの紅白戦、しかも指揮を執るLLクラスと少女クラス・・。

 

普通に試合をしてもなんだか違うな・・・。

 

と、思ったので・・。

 

両カテゴリー共に「何か」を感じたり、経験してこの紅白戦で少しでも成長できた1日にできるようにお互いに課題を設定して試合を行いました。

 

数試合見ている中で、課題は明らかになりました。

 

LLクラス・・。

・フリーになるポジショニング

・素早く、多くのサポート

・情報を与えるコーチング(声)

 

パワーやスピード面で上回る相手(少女クラス)の選手達の激しいプレッシャーを回避するためにはこの3つのキーファクターをピッチの中で必死に、素早く行わないとゴールにたどり着けませんでした・・。

 

少女クラス・・。

・情報を伝えるコーチング

・攻撃の優先順位を意識した正しい判断

・パスの受け手と出し手のタイミング

 

パワーやスピードだけでなく、技術的にもLLクラスよりも1枚上手の少女クラス。

しかし、ピッチでは仲間同士のコミュニケーションが少なく、ボールを受けたとしても常に相手選手のプレッシャーを受けなければなりませんでした。

これでは、正しいポジションに立っている選手にはパスは出てこず、技術的に優位性があったとしてもプレッシャーを受けながらでは、優位性はなくなってしまいます。

 

両チームにミーティングを実施。

AC等々力が大切にしている・・。

そして、みんなに求めているプレーモデルを整理。

 

守備は全員が激しくボールにチャレンジしてボールを奪う。

攻撃はなるべくフリーな状況でボールを運び、ゴール前では多くのアイデアを持ってゴールを奪う。

 

こういったことを成功させるためには・・。

 

「仲間に情報を伝え続ける事」

 

要するに・・・。

 

「声で伝えろ!!」

 

って事です。

 

どこから相手が来ているのか。

誰がフリーなのか。

フリーだから呼ぶ。

前を向けるのか、そうではないのか。

 

そういった情報を伝え続けないと、ポゼッションはできないし、そもそもフリーにもなれないし、常にプレッシャーを受けながらの攻撃になってしまいます。

 

だから、伝えるのです。

 

AC等々力の選手達であれば、どうやったらフリーになれるのか、パスを出した後はどうするべきなのか、サポートの仕方はどうだったか。

 

これは理解しているのです。

 

だから、全員が常に走りながら声や情報を仲間に伝え続ける事ができれば、自然とゴールに進む事ができるのです。

 

ミーティング後の試合は見違えるように良くなったと思います。

全員が声をかけ始め、ゲームの質が大きく向上しました。

少女クラスの選手たちはよりフリーでボールを受けられるようになり、高い技術を発揮しました。

LLクラスの選手たちは全員が献身的に走り、多くのサポートとパスコースを作りながら、厚みのある攻撃をすることができました。

苦しい試合が続く中で何度もゴールを脅かし素晴らしい得点も決めました。

 

色々と書きましたが、たった数時間の中でこれだけの変化があるという事は、まだ選手たちの中にはたくさんの潜在能力があるのです。

そして、それは自分自身がチームのために必死にプレーする事や、高い意識でサッカーに取り組む事で引き出されるのです。

 

それを少しでも選手たちが感じていれば、今後はもっと変われると思います。

成長のチャンスは山ほどあります。

 

次、指揮を執った時にはもっと成長したみんなに会いたいです!!

てか、必ず変わってきます!!

 

以上、声出しすぎて疲れ果てた永元でした。

 

 

AC等々力

永元郁真

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