暑さは少し抑えられていた午前中の等々力第1グランド・・。
さて、今回はリガールアザレイアさんをご招待してトレーニングマッチを行いました。
結果や如何に!?
【参加者】
トレーニングマッチ
vs リガールアザレイア
0-2 ●
1-0 ○ たまちゃん
0-0 ▲
0-4 ●
0-2 ●
技術とテクニックのあるレガーレさんに主導権を握られ、非常に苦しい試合となりました。
ボールを握られ、守備に時間を多く割く展開となってしまいました。
そのような展開になってしまった原因も少し考えなければなりません。
技術的にはそこまで大きな差があったとは思いません。
しかし、ボールを簡単に失ってしまった事が試合が苦しくなってしまった原因の1つだったと思います。
ボールを奪い、攻撃を開始する時にポジションを取る選手が少なかった事や、ピッチを広く使い、相手チームのプレッシャーを回避しながらゴールへ進む事ができなかった事がボールを失ってしまった原因でした。
選手達は意識はしていたと思います。
普段のトレーニングでもポゼッショントレーニングはしています。
しかし、ピッチの中でなかなか成功しなったという事はまだまだ習慣化されていなかったという事です。
ボールの移動中にポジションを取る。
体の向きや観る事。
パスの質やコントロールの質といった技術面。
まだまだ鍛錬が必要ですね。
トレーニングはどこに繋がっていくのか・・。
それは当然、試合という事になります。
トレーニング内容が試合へリンクする事ができれば状況は大きく変わってきます。
そういった意味では、今、トレーニングとして取り組んでいる「崩し」の部分は試合の中で出てきていました。
オーバーラップをしたり、サイドでボールを持てば素早くサポートに入って数的優位を作りながら相手ゴールに迫るシーンも何度かありました。
今、取り組んでいるトレーニングの成果が出ているのであれば、不発だったポゼッションも部分はまたトレーニングをすれば選手達は思い出し、きっと改善できると思います。
そうやって、新たなテーマにチャレンジしつつ、前回トレーニングしたことも復習する事で少しづつサッカーを学び、習慣化されるまで粘り強くトレーニングを重ねていくのです。
上達への道のりは長く険しいのです・・。
ただ、トレーニングをいくら重ねてもプレーしている選手達のモチベーションというか、サッカーに対しての考え方も変えていかなければ加速度的な成長はありません。
ベンチでおしゃべりの時間があるのであれば、試合を見て仲間を指摘し合う事は必要だったのではないでしょうか?
状況が常に変化するピッチの中で、無言で、仲間に情報も与えずにどうやって戦おうとしているのでしょうか?
「なんのために試合をしているのでしょうか?」
自主・自立が求められる中学生年代。
もう一度、何に向かってトレーニングを重ね、練習試合を戦っているのかを考えないといけないんじゃないか?
ここが分かれば・・・。
行動が変わってくる。
頑張れ。
中学生。
AC等々力
永元郁真