3月の時之栖でのゲームは、0-6。
個のもっているもの勝負だったあの時から4ヶ月、どれだけ個人でもチームでも成長できているか。
決勝
0-4 フォーリークラッセ仙台
(0-4)
(0-0)
相手のプレッシング、いやプレスに対しては
慌てることなく前進する。
相手のギャップをうまくつき、相手にこれまでとは違うぞ、という状況を創り出すことに成功。
奪ってから相手ゴールに迫りかけるところまで
前進に成功も落とし穴
12分 サイドの攻撃から奪われると
相手のサイドの選手が中にとるとファーストタッチで前へ
ボランチとセンバの前のスペースから
左足一閃! 素晴らしいシュートだったが、この距離からやられたGWの記憶は選手たちから消えていた。
下がって守る、ではなく、前で守る、のだ。
さらに背後へのボールに対して
GKとDFのコミュニケーションが足りない
次のパスが捕まると
相手の中央でのドリブル突破を許し2点目
さらにゴール前でのクリアができないと
またそこから中央でのドリブル突破を許し、3点目
ゴールの奪い方を
きっちり教えられる結果に
0-2ならまだ返せる展開も
大きな3点目
さらにコーナーから
こぼれを決められて0-4となり、試合は決まりかける
途中から駆けつけてくれた
セカンドメンバーたち。
サッカーは、ゴール前の攻守。
そこがやはり足りないことを感じてくれたとは思うが
後方からゴールを奪うための構築と前進は
非常に素晴らしかった。
この大会を通して成長、身につけたことだ。
後半も素晴らしいゲームを見せてくれた。
ゴールが欲しかったが、そこがやはりまだまだ我々には足りない。
この東北での忘れ物、は
彼らの中にどれだけ残るだろうか。
ハーフタイムに伝えたのは、本物になろうと。
情報が溢れている時代。
良い言葉を発することは容易だ。
が、試されるのはリアル。
実際の試合で、それができるか、どうかは
振る舞いで全てでる。
来る前にボールから目を切ってみない
リターンしかない
勇気あるプレーの先に
成長がある
一昨日の交流戦で対戦しているチームと再戦。
1度勝っているのは油断を招きやすいので少し嫌でしたが、その心配は的中してしまいます…
ファーストシュートは相手だったし、両ポストに当たる運良く入らなかっただけのシーンからスタートでした。
少しずつエンジンがかかってきてボールを自然に前進出来るようになってきてからが自分たちの時間でした。
シンの見事なドリブル突破からクロスをアサヒが押し込んで先制!
抜け出してボールを受けたカイがGK含め3人抜きゴール!
最後のとどめはヒデが振り向きざまに強襲してのゴール!
それぞれ違った良さのあるナイスゴールでした!!
決勝の相手は1stチームが予選でやっている相手で1stのメンバーから色々話を聞いていた皆は開始早々に話が違うと混乱…
事前のスカウティングは参考程度にして違ったとしても対応出来るようにしていこうね!
それでもスタートは勢いがあり、裏へのボールに抜け出してGKより先に触ったリョウマのシュートで先制!
ただ、少しずつ局面で勝てない影響が強くなっていきました。
攻守において対峙した選手と前後が入れ替わるのは状況をかなり悪化させてしまいます。
ここの対応はトレーニングして改善していきましょう!
前半のうちに逆転を許すと後半はシュートまでが遠かった…
システムを変えたり、配置を変えたりと最後まで足掻きましたが届かず…
結果、1-4での敗戦。
完敗でしたね。
出来るようになりたいことは願っているだけでは出来るようになりません!
次はどうしよう、絶対こうしてやるといった強い気持ちを乗せたプレーを繰り返していくこと。
2ndであること、負けてしまうことに決して慣れないこと。
とっても大事です!
そしてこれは合宿ならでは…
オブザピッチの部分。
全ての行動はサッカーに繋がると言う方もいます。
コーチはそれは大袈裟では?と思うこともありますが、やっぱり繋がっているなと思うことも多々あります。
誰かがやってくれるだろうからくる無責任な対応、次の予測、味方を想うこと、翌日の準備、体調管理、公共でのマナー…
正直中学生のレベルではなかったかな…
楽しいのは悪いことではないけれど、周りに迷惑をかけた楽しさは絶対に違います。
もう少し大人になって欲しいかな!
次の合宿に期待…
Nishikawa
大会を終えて、女川の最後は
田村孝之さん、弘美さん夫妻の話を聴く。
遺族の数だけストーリーがある
視点や角度がある
改めて選手たちも感じたのではないだろうか
孝之さん、弘美さん、
それぞれの言葉から感じたメッセージはなんだったか
自分の生き方に反映していってほしい
被害者、被災者
文字だけを見ない、その背景まで想像できる人間になって欲しい
最後の目的地である、矢板へ移動。
ここまで865キロの移動距離。
さぁ終わりが見えてきました、