この大会へ向けて、チームとして多くの準備、積み重ねを行ってまいりました。
高円宮杯第2戦。
お相手はFスタジオさん。
グループは違えど、共にU15リーグ2部を闘うチーム同士の対戦。
対戦いただき、ありがとうございました。
■試合結果
vs Fスタジオ
TOTAL:0-1
1st:0-0
2nd:0-1
なかなか、ブログを書けずにいました。
整理ができないまま言葉にするのだけは嫌だったので、ズルズルとここまで引っ張ってしまいました。
申し訳ありません。
結果からいくと、0-1で敗戦。
3年間の目標としていた『関東大会出場』というところには、辿り着くことができませんでした。
どんな時も、この目標を見据えながら積み重ねてまいりましたが、やはり、『足りないものがあった』というのが答えです。
でもそれは、選手たち自身が一番よく分かっている。試合を終えた直後の表情を見て、そう感じました。
この日のゲーム内容、それはもうここ最近見た中でも非常にGOOD。
この試合に向けて準備をしてきたこと、今まで3年間積み重ねてきたこと、それはしっかりと試合に反映されている。
大舞台でACが求めているフットボールをすること
そこにどれだけのプレッシャーがあり、どれだけ難しいことなのか、ピッチに立つ選手たちは痛いほど分かったはずです。
その中で、自分の求められているプレー、やるべきプレーが表現できるのが本物の選手であって。
ただこの日は勇敢に、大胆にプレーすることを恐れなかった選手ばかり。
相手は迷いなくひたすら背後にボールを蹴り、迫力を持ってゴール前に飛び込んでくる。
それをしっかりと跳ね返す4バック、ここ最近で一番の出来。
その4バックに手を差し伸べるようにプレーをして、要所を切り抜ける、気を利かせ続けた中盤の選手たち。
そのチームで奪ったボールを確実にゴール前へと運ぶオフェンス陣。
耐えるべきところで耐え、淡々とチャンスを作り続ける。
相手にもこちらにも、ゴールチャンスはやってきました。
それをお互いに決めきることがないまま後半へ。
後半は、前半でキーポイントになっていたところを徐々に抑えられてしまい、なかなかリズムを掴めない展開。
そういう時に、やはりチャンスは相手にやってくる。
一瞬のリスタートからコーナーで失点。
その後、何度もゴールを脅かしにいくも、ゴールに結つかず。
このゴールがそのまま決勝ゴールとなってしまいました。
『足りなかったもの』
それはこの日1日の試合だけで回収できたものではありません。
日々のトレーニング、日々の生活、あらゆるところに足りないものを埋めるピースが落ちていたはずです。
それを個人としてではなく、チームで、もっと拾い集めることができなかったのか。
そこにしか答えはないと、思っています。
日々のトレーニングは、週末の試合のために準備をする。
今日のトレーニングで全てを出し尽くせる身体を整えておく。
トレーニングではベストを出し尽くす。仲間とチームのためにプレーをする。強度は常に高く。トレーニングにのめり込む。
それが終われば、身体のケアに時間をあてる。仲間とコミュニケーションを取る。栄養を多く取る。睡眠時間の確保。トレーニングの振り返り。
チームトレーニングがない日には、自分にとって必要な要素を集中的にトレーニングする。補う。そしてまた次のトレーニングへと向かう。
言葉にすれば簡単で、当たり前。
それを、どれだけ継続できたか、徹底できたか。
チームみんなで、手を差し伸べながらできたか。
その積み重ねの差が、結果の差であると、しっかりとまずは受け止める。
ここで得た悔しい経験を、悔しいという感情とともに胸にしまっておくだけではなく、次の成長につなげられるかが、チームの全員に求められていること。
まだその成長のチャンスは、U15リーグに残されています。
もう後悔はしたくない。
きっと全員がそう思っているはず。
だからこそ、残りの時間で、もう一つ、成長して終わりましょう。必ずできる。
ACファミリーの皆様
保護者の皆様
その他、応援をしてくださっていた皆様
本当にありがとうございました。
皆様のお力添えがあってこそのチーム、選手たちだなと、改めて強く実感いたしました。
後輩たちに託さなければならないU15リーグでの使命が、まだ残されています。
もう一度ここから、這い上がりましょう。
AC等々力 U15
田代