掴み取るための最後の闘いが続いておりました。
最後の闘いは【残す】ための闘い。
U15リーグ。
お相手はSUERTE FCさんでした。
ありがとうございました!!!
■試合結果
vs SUERTE FC
TOTAL:1-0
1st:0-0
2nd:1-0 きんたろー
クラブユース
高円宮杯
U15リーグ1部昇格
ここに向けて3年間、日々を積み重ねてまいりました。
ですが、そのどれも、成し遂げることはできませんでした。
なぜ勝てなかったのか。
なぜ成し遂げられなかったのか。
そこにはきっと一人一人が想いを巡らせていることかと思います。
そして、その理由も、きっと全員が同じ理由を想像しているでしょう。
でも、この大きな目標に向かったからこそ、得られた成長は数多くあります。
大きいからこそ、小さなステップをいくつもいくつも超えていかなければならない。
超えているうちに、気付かぬうちに、確実に、少しずつ成長していったことは明白。
ただ、それは『個人』の話。
U15選手たち
もう気づいていると思うが
『個人の成長』これだけではやっぱり勝てなかったよな。
『チームの成長』ここに全てが詰まっていたよな。
きっと分かっているはず。
仲間と真っ向からぶつかって
弱さから目を背けないで、指摘し合って
切磋琢磨して、高め合って、認め合って
嬉しいも悲しいも何もかも感情を共有して。
そういった日々をどこまで過ごせたのか。
ここは、一度振り返る必要があります。
U15メンバーは仲が良い、誰とでも話せる
良い意味で壁を作らない選手たちばかりです。
そんな『友達』から
『仲間』に、どれだけなれたか?
この経験は深く心に刻んで
次のステージで必ず活かしていってほしい。
それが願いです。
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ただ、何も残さずに終わるわけには行きません。
高円宮杯から切り替えて、U15リーグ残留に向けてここまで取り組んでまいりました。
高円宮杯で燃え尽きることなく
もう一度、チームでの目標を設定し直して挑んだ試合。
もう勝ち点は落とせない。
そういった闘いを繰り返してのSUERTE戦。
勝てば残留。
そんな中でたくさんのストーリーがありました。
キックオフ。
やはりこの2人が隣に並ぶと、絶対的な安定感があります。
結翔、智章。
ここから、全体が整う。
準備してきた攻撃の形がしっかりとピッチに出る。
ボールを動かし、相手を動かし
スペースを創り出し、使っていく。
観ていてワクワクするフットボール。
でも、最後はゴール。
ここに叩き込まなければなりません。
前半は相手陣内で多くの時間を過ごしたものの、ネットは揺れず、0-0のまま後半へ。
後半はもう、感情があちらこちらへと忙しく動き回るような展開。
お互いにゴールを脅かす展開の中、ボックス内でファール。PKを取られる。
ここで大仕事をやり遂げた将希。
ここからさらに流れがグッと変わる。
途中出場で入った理玖、大輝、冬真、泰輝。
4人がさらに攻撃を加速させて、徐々にチャンスの数が増えていく。
そしてラスト1分を切ったところ、劇的瞬間。
冬真のスルーパスに悠右が抜け出しシュート。こぼれたところに準備していた泰輝。
何とかそのボールを拾ってクロス
最後は我らのきんたろーこと悠太朗のゴール。
劇的も劇的。
それだけに、みんな喜びを爆発させて!!!
何とか、残留を決めることができました。
でもこの瞬間の喜びを見ていたら、改めて思い出しました。
『この学年の魅力』を。
感情を爆発させられる。
喜びを分かち合える素晴らしい学年だったんだということを。
勝てなくて勝てなくて
苦しい時期が長かったですが、やっぱり勝って喜び合えるこの時間が素晴らしく尊いです。
最後の最後に、みんなで味わうことができて良かった。
忘れてはいけないのは『らしさ』
AC等々力らしさ、U15らしさ、自分らしさ
そこに大事なものがたくさん詰まっている。
思い出させてくれました。
残すは3節。
この試合の成長をどう捉えるか?
何もかかっていない、それでも今までと何も変わらない、大切な大切な3試合。
最後まで、1ミリでも成長しましょうね。
11/16(日)まで、突っ走りましょうぞ!
まずは今週から!
素晴らしい1週間を!
AC等々力 U15
田代