コーヘイコーチです!
今回は少女U-12の湘南チャレンジカップにて、マーメイドチームを担当しました!
【結果】
vsNGI UNITED FC
3-1 まな✖️2 みゆう
vs小和田FC
5-0 まな✖️3 みゆう るな
vsアラス横浜
0-1
vs花水
1-2 まな
【振り返り】
いやー、寒かった。
本当に寒かった。
雪も舞うような寒さの中、保護者の皆さんも朝早くからたくさんのサポートを本当にありがとうございました!
先週、清水カップを経て今日の湘南チャレンジカップ。
男子のチームに混ざっての参加でした。
今日みんなの試合を見て率直に、
チームとしてもっともっと伸び代があるなとコーチは感じました。
もし今後の関東大会やびわ湖カップで上を目指したいのなら、中学、高校と長く活躍したいのなら、もっともっとチームの基準を上げなきゃならん。
基準というのはチームで戦う上で、そして1人のサッカー選手として身につけて置かなければならない"当たり前"をどこに設定するかというところ。
今日伝えたところで言うと、攻守の切り替えの部分とポゼッションの二つ
【切り替え】
5プレを欠かさないこと
ボールが切れた時に次のプレーに備えてポジショニングを取り続けること
仲間と声を掛け合って情報を共有すること
【ポゼッション】
素早くパスラインを引いて仲間と繋がること
ボールの移動中に情報を集めること
相手の状況の変化を見逃さないこと
ゴール方向を目指すこと
こういったことをちゃんとチーム内で共有されることで初めて基準が設定されていくわけです。
コーチには切り替えを早くするために、ボールを握って試合を進めるために具体的に必要なことがチームで共有されていないと率直に感じました。
やれと言われたところで具体的なやり方を知らなければ意味がありませんからね。
だからこそ今回これらのことを君達に求め続けたわけです。
攻守の切り替えもポゼッションをする上でも共通することはいかに"良い準備"を行うかということ。
常に相手よりも先に陣形を整え、情報を集めて次のプレーの予測を立てること
例えプレーが切れたとしてもピッチ上で頭の回転が止まる時間があってはならないのです。
みんなのボールを扱うテクニックなどは決して男子にも劣っていません。
ただ自分がボールに関わってない時に頭の回転が止まる選手が非常に多いことは大きな課題です。
サッカーの1試合で1人の選手がボールを触ってる時間は90分換算で試合わずか2〜3分程度と言われています。
要するにボールを触ってる時間よりも触れていない時間の方が圧倒的に多いわけです。
その時間をどれだけ自分が正確に技術を発揮するための準備に使うことができるかがすごく大事!
一本のパス、ドリブル、味方のアクションによって相手がどのように変化し、どこにスペースが生まれるのか。
ピッチ上でより敏感に感じ取れるようにならなければいけません。
今日のみんなは相手を変化を見ようとしていたし、仲間の動きに反応し連動してプレーしようとする場面も多く見られました。
今後のトレーニング、ぜひ活動でも続けてほしい。
君たちの基準を高めていくのは"日常"ですからね。
一回のトレーニング、TM、どの相手を想定して練習をしていくのか
君たちのその意識一つでトレーニングの質というのも大きく変わってくるはずです。
サッカーは相手があるスポーツですから、目の前の敵を倒し、勝利を掴むことが目的になります。
でもね、それだけに囚われて自分の成長を疎かにしてはいけません。
試合に勝てたからでOKではなく、試合に勝った上で自分は何ができた?その試合でどんなトライをして何を得たか。
ここが何よりも大事ですからね。
"お前の中のジャイアントキリングを起こせ"
ジャイアントキリングというサッカー漫画の中に出てくる、コーチが好きなセリフです。
この言葉の意味、ぜひ一度考えてみてください。
最後に
保護者の皆様1年間、多大なるサポートを誠にありがとうございました。
至らないところも多々あったと思いますが、温かく見守っていただけどこと、心から感謝申し上げます。
来年はより一層子ども達に寄り添い、指導者として邁進して参ります。
1年間ありがとうございました!
皆様良いお年をお迎えください。
野崎航平