サッカー守備解剖図鑑 [ 岩政 大樹 ]
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これは試合の守備をしていて良く起こることですが、コーチ達が
「その位置じゃないよ~~!!」と声を出している場面があります。
私としては、その位置で何が悪かったのかを、後で知る切っ掛けになるかなとは思っていますが、やはり一発勝負の大会の時などは、ベンチサイドも熱くなってしまうようで、声も出てしまうようです。
この子供がどのようなPlayをしていたかを、意識レベルで考えると、
「危機察知能力が乏しい=次の状況が把握できない=経験不足」という方程式が成り立つと思われます。苦笑
ただ、これらは練習の時に問題点を改善できるかどうかは、個々の経験指数によることが多い気がします。
(経験指数…って、まだ決めたことはありませんが。(笑))
サッカーは、常に相手、味方の位置を見なければなりませんし、状況は一瞬で変化します。
対峙する相手も、早かったり強かったり、様々な相手とマッチアップしなければなりません。
練習時に、チーム内のメンバーとの駆け引きがしっかり出来るようになって欲しいのですが、そのためには、まず相手をしっかり見るということが大切です。
この「見る」というのは、個々の判断によるものですが、経験が少ないと、『この位置にいる』ということの意味を理解できないのです。
またボールウォッチャーになってしまうと、動きが止まり、相手も見失う事も多数発生します。
何より、子供達を指導していて思うのが、練習中にフリーズ(練習中に良くない場面があり、その状態で止まって欲しいので笛などで止める事)をさせた時、そのちょっと前のシーンを覚えていないことが多いのです。
「ボールがこの位置に来た時、みんなどの位置にいたか戻ってみよう!」
「・・・・・・・」汗
結構多いシーンかもしれません。(笑)
当然、「覚えていれば=考えている」ということになりますので、それを「考えさせる回数を増やさせる」=反復数を増やすということと、コーチングをして「考えていることを言語化」させることを行うと、徐々に改善していきます。
ただ、考える事をしないメンバーは、凄く時間が掛かります。
これが個々のサッカーへの興味指数かなと思います。
好きなら、色々自分で覚えますからね。
「どうすれば相手を防ぐことができるのか=失点を防ぐのか」という、勝負に拘る姿勢は持って貰いたいと思います。
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