例年に比べて、毎回のトレーニング参加メンバーが少ないですが、その分、常にボールを触っている状況ですので、着実に上達しているのがよくわかります。
皐月フットボールクラブは細かい部分のテクニックは教えません。
例えばフェイントを例にとると、フェイントはこうやるんだよとサッカーの一部分であるフェイントの部分だけ切り取って教えるよりも、フェイントをせざるを得ない局面をゲーム形式のトレーニングでつくり、選手たちに気づかせます。
いわゆる、エコロジカル•アプローチに近いカタチをとっております。
プレッシャーのかからないドリル形式のトレーニングよりも実戦のようなプレッシャーのかかる状況で、カラダで覚えた方が、よりテクニックが活きてくると思いますし、様々な予測不能な状況に対応できると思うからです。なので、現メンバー、OGとも、皐月でフェイントを教えてもらった、ドリブルを教えてもらったということはあまり感じていないと思います。それよりもサッカーの原理原則をもとに、常にプレッシャーのかかる相手がいる状況で、ゲーム形式のトレーニングを積み重ねた方が、楽しいし、よりサッカー理解が深まり、上達すると思っております