ミーティング後、アップまで時間があったので、選手たちに自分たちで話し合いをさせたところ、キャプテンを中心に真剣に話し合っていて、成長を感じました!
(この後、円陣を組んでやる気満々でした笑)
(今回は写真多めです)
前半 0-2
後半 0-2
合計 0-4
前半から気持ちもこもったプレーが見られましたが、相手のコートを広く使ったプレーに翻弄されてしまい、自分たちのサッカーが出来ていませんでした。ディフェンスの時に相手との距離(間合い)が遠く、プレッシャーを与えられずに自由にシュートを打たれてしまい、2失点。相手がサイドを使った攻撃だったので、フォーメンションを2バックから3バックに変更して、守備を固めたところ少し安定し始め、フリーでキーパーと一対一の場面でシュートを狙うも決めきれず、中々流れを掴むことが出来ませんでした。
後半はキーパーを変えて、攻撃的なメンバーに変えたことにより、チャンスの場面が増えました。後半8分にフリーの状況でキーパーをかわしゴールを狙うも、ゴールから離れていた為、シュートを決めきれず、また相手ペースになってしまいました。また、船橋は守備の時間が長く、パスを使った攻撃を守っていたこともあり、体力的に厳しくなり、試合を決定づける3失点目。気持ちが折れたのか、その後も簡単なミスから4失点目。課題が残る試合となりました。
船橋は決して頑張っていない訳ではないですが、トラップやパスの技術、シュート威力などの差が積み重なった結果だと思います。
リョウ
小学生年代の8人制のボランチは攻撃も守備も求められるポジションですが、リョウはコーチたちの期待以上の活躍をしてくれました!ディフェンスでは何度もボールを奪いに走り、オフェンスでも得意のドリブルからパスなど高いクオリティのプレーが出来ていたと思います。これからは1人でチームを勝たせられるような選手になってください。
また、試合前後の選手間のミーティングで積極的に意見を言えるところもリョウの良さだと思います。これからも続けて欲しいです。
リクト
試合前にサイドハーフの選手には守備の指示はしませんでしたが、試合中に自分で考えて内側にポジションを取ったり、最終ラインまでボールを奪いに行ったりとピンチを未然に防いでいました!右サイドを何度も往復していて体力的に厳しかったと思いますが、よく走りきりました。試合前に言った「走ること」「戦うこと」を最後まで出来ていました。
現状、U9で1番ゴールを決めていますが、まだ怖さに欠けます。もっと貪欲にゴールを目指して欲しいです!
レン
レンはU9でも小柄な方ですが、体のサイズを感じさせないような気迫のこもったプレーが出来ていました!マッチアップの相手は体が大きい選手でしたが、激しく体をぶつけて、何度もボールを奪うなど気持ちで圧倒していたと思います。レンは器用な選手なので、試合中に左サイドハーフ→左サイドバック→ボランチと3回もポジションを変えましたが、どのポジションでもそつなくこなし活躍するので、本当に助かりました笑
また、今回の試合で1番声を出していたのもレンです。レンの声かけは1人に向けてに言うのではなく、チーム全体に向けて言うところが良いですね。中でも試合終盤に0-4で負けている状況での「船橋!最後一点でも取り返して終わろうよ!」という声かけは素晴らしいと思います。他の選手も見習って欲しいです!
今回の試合で相手との「差」は、
①チャンスの場面でトラップが乱れてしまい、その間に相手が有利な間合いになってしまう。
②バウンドしているボールを自分が確実にトラップできる高さになってからトラップするので、反応が遅くなってしまう。
①パスの正確性。パスを足元に狙いすぎていて、パスの受け手の前のスペースに蹴るようなパスがない。
②シュートは上達しているが、相手と比べるとまだ全然蹴れていない。練習以外でもボールを蹴る頻度を増やすこと。
①パスを選択するのか、ドリブルを選択するかを判断するタイミングが遅いこと。
②プレーを最終的に判断する場所が、相手の間合いの中になってしまっているので、相手の足にぶつかってしまうこと。
以上の3点の「差」が積み重なって今回の結果になってしまったと思います。
また、試合後に選手たちでミーティングをさせましたが、長時間、真剣に話し合っていました。前回の春季大会で杉山コーチが言っていた「勝った試合よりも負けた試合の方が学ぶことがたくさんある」その通りだと思います。
今回の試合でU9は「あすなろ」「すぎのこ」どちらも一回戦負けで秋季大会が終了しました。ノースチャレンジリーグでは調子が良いだけに悔しい結果になりましたが、残りのリーグ戦や来年の学年別大会に向けて気持ちを切り替えていきましょう!
応援ありがとうございました。
ユウキ