子どもが自ら考えて行動する力を引き出す魔法のサッカーコーチング ボトムアップ理論で自立心を養う [ 畑喜美夫 ]
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・試合の修正方法
の記事でも書きましたが、修正をして、それができるようになったのかを見るには、やはりTMや試合の内容を見ることが大事かと思います。
修正できていない部分も当然あるかと思いますので、それを試合でベンチ側から
「なんで出来ないんだ~!」というような声を掛けるのは、ちょっと疑問かと思っています。
指導側は、何ができるようになっていて、何がまだ出来ないのかを認識しておく必要があるかと思います。
また出来ていない部分に対して、練習で修正したことをチャレンジしにいって失敗したとしても、それは意識を持ってチャレンジしたことは大きな進歩かと思いますので、その内容を把握して声がけすることが大事です。
「また失敗したのか」…と見てしまうと、「何やってんだ!」という声がけになってしまい、失敗した子は、自信を失い次にチャレンジすることを躊躇することが考えられます。
すると自信を失ったPlayは消極的な行動になり、次のベンチからの声がけは、
「なんで行かないんだ?」みたいな声がけになるのは目に見えます。
では、指導者側は、何を考えて、どう子供達に伝えれば良いのでしょう?
ここがコーチングの難しさですよね!(笑)
子供達が何を考えてPlayをしているのかを判断しなければなりません。
(うちの子供達は、考えていないメンバーが多数います!汗)
それを修正するのには、時間が掛かります。
「いま、何を考えて(多分、考えていないだろうという予測の元)、そのPlayをした?」
「・・・」
ということが多いかもしれません。
これが出来るようにするには、結構、細かく指示をしなければなりません。
普段、私的には、あまり「指示」ということはやらないのですが、判っていない子供達には、「指示する必要性がある」かと思っています。
思考数字が「0」の場合は、いくつ数を掛けても0なので、まず「1」にすることが必要です。
その上で、考えさせることをスタートしないと、いつまで経っても自分で考えないので、何が正しくて、何が間違っているのかを判断(理解)させないと、堂々巡りになってしまいます。
一度、指導スタッフ側も、『この問いかけで大丈夫か?』を考えてみるべきかもしれません。
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