こんばんは、コーチのコガです
今日は
スポルの練習体験会が行われました
子供達が成長するために必要な環境とは
どのような環境だと思いますか
なんでも揃っている環境
全てが整っている環境が
子供の成長にとって
本当に良い環境だと思っていますか
1993年にJリーグが発足して
大学サッカー界は苦しい時期が続きました
その時期でも
大学生を育成していくために
全日本大学選抜チームを編成して
海外遠征をしてきました
サッカー先進国であるヨーロッパへ行って
強豪チームと対戦することは
素晴らしい経験となりました
大学選抜チームは
それだけをしてきませんでした
アジアの国々へも海外遠征の場所として選びました
あえて厳しい環境でプレーすることを求めました
気候、天候が厳しい中でもプレーできること
グランドコンディションが悪くてもプレーできること
宿泊施設の環境が悪くてもプレーできる準備をすること
シャワーのお湯が出なくても何とかすること
洗濯も各自シャワールームで行うこともありました
この選抜活動だけではありませんが
この積み重ねによって
大学サッカー界から
逞しい選手が育っていきました
大学でサッカーをする意義が見直されてきました
今では
日本サッカー界は
大学サッカーを経由してプロ選手になる者が増えています
なくてはならない育成の場となっています
みんな逞しいです
我々も
全てが整っている環境が
中学生にとって良い環境だとは思っていません
人工芝のグランドはとても良い環境ですが
それだけではダメなのではないかと思っています
イレギュラーがあったり
水溜まりができたり
砂埃が舞ったり
その中でも変わらずにプレーが出来ること
厳しい環境の中てあっても
グランドコンディションが変わっても
自分のプレーが発揮できる
逞しいプレーヤー
逞しい人間となることが大切だと考えています
今日も
グランド整備を行ってトレーニングが終わりました
この時間が大切なのです
グランドに感謝をする気持ち
借りる前よりも綺麗にして返すという考え方
その先に
親への感謝
サッカーが出来ることへの感謝の気持ちへと
繋がっていくと思っています
中学生の成長にとって良い環境とは
我々指導者は考えなくてはいけないと思っています