こんにちは、コーチのコガです
「平等」と「公平」
似ているようですが、違いがあります
平等とは、みんなが同じ条件で待遇されることです
人それぞれには違い(個性)があります
このイラストのように
その違いを考慮せずに機械的に「平等に同じ高さの踏み台を配る」ということを意味します
野球の試合が見える人と見えない人が出てしまうかもしれません
人それぞれの違い(個性)を認めて
補完し合うことが「公平」ということになります
背の高い人は踏み台が無くても見えるので
自分の踏み台を見えない人に渡すことによって全員が公平に野球を観戦することが可能になります
しかし
現実の世界では
平等と公平の違い
という論点を超えているのかもしれません
先進国のお金持ちは踏み台を独り占めして高い所から野球を見ている
その一方で
後進国の貧しい人は地面の穴にもぐり込んでしまい
野球見物どころではない状況下にいる
飢餓に直面している人々には小さな踏み台さえ回って来ないのが現実ということのようです
障壁が取り除かれた「公正」な世界の存在が望まれているのですが
簡単なことではないようです
合宿の時に
平等と公平ということについて
子供達に少し話しをしました
全員に同じ時間、出場機会が与えられた方が良いのだろうか
トレーニングで頑張っている人とそうでない人とで出場機会に違いがあった方が良いのか
トレーニングを休んでいる人と休まない人とが同じ時間、出場機会があるべきか
体力のあるなしで出場機会が違うことは良いことなのか
技術のあるなしで出場機会が違うことは良いことなのか
ある人にとっては公平であっても、違う人にとってはそれが不公平なことかもしれません
そもそもサッカーは何名で行うべきなでしょうか
みんなの周りにあることで
平等とは
公平とは
どのようなことなのか
自分の行動も含めて
いろんなことを考えて欲しいと思っています