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１月１０日（水曜日）８日に行われた青森山田と近江高校の試合には興奮しましたね。常勝軍団青森山田はさすがと思わせる風格さえ感じるチームでしたが、そこに一歩も引かない近江高校のサッカーは、これからのサッカーの在り方に一石投じるものだったと思います。年末に、鹿児島県で開催された全日本少年サッカー大会決勝を観戦したときの興奮がまざまざとよみがえってきました。高校サッカーもそうでしたが、とにかく個人技のレベルの高さにはビックリ。簡単にボールを捨てない。そして奪わせない技術。どんな練習を重ねたらあのようになるんだろうと思います。また、パスをして終わりではなく、さらに動き続けて次にボールを受けるところに走り込んでいます。狭い局面での突破を図りながらも、逆サイドの人間をちゃんととらえています。ゴール前にあんなにみんなが飛び込んできたら、守備する側も慌てても当然でしょう。人数をかけて攻め込んだ分、カウンターを食らうとどうしても苦しい展開となります。それで失点をしてしまいましたが、全力で守備に戻る近江高校選手の運動量の豊富さにも驚きました。この世代がさらに成長したら日本は世界でも胸を張って戦えると思いました。頑張れ日本。