2024/01/04
新年のご挨拶
先日、u15メンバーがビートルカップを最後に活動終了しました。
この世代は、サッカーに対する想いがあつく、なかなかキャラが濃いぃぃメンバーでした。
入会の中1時代から、我らのレイトコーチが責任を持って手塩にかけて技術判断スキルをメインに受け持ってくれ、私はサポートに回りました。
試合は映像も含めて、数試合を除き見ることができました。そんな中、彼らの成長速度には驚きの連続でした。
ユース世代を見据えて、u13世代からやるべきことを極端に絞り3年間スキルアップに重きを置きました。リーグやトーナメントの結果にはなかなか結びつきにくい育成となりましたが、個々にとっては間違いなく財産となります。
大人になって振り返った時に、びっくりするくらいサッカーがさらに楽しくなることと思います。
ただ、大事なのはこの先の高校年代。
仕込んできたスキルが発揮できる環境であるかがとても心配ではあります。
先日の高校選手権を観ても、リスクを背負わずボールが頭上を行き来し、得点シーンもセットプレーが大半を占めます。その中で選手に必要とされるものは技術や判断より、フィジカル要素が優先されるでしょう。
ビートルユースに残る選手は、言うまでもなく継続してテクニカルであり判断にこだわりサッカーの本質を追求していきます。そこに高校生となったパワーが備わった時にどうなるのか。
これは楽しみでなりません。
何が正解か。という話ではありません。
我々は子供達にサッカーの楽しさをもっと知り、もっともっとサッカーを好きになってほしいという親心です。
勝負がある以上、勝利を目指すことは当然です。
ただ、勝つこととサッカーの楽しさを天秤にかけるとすれば、我々は当然後者を選びます。
いや、選ぶというより後者を削ることだけはしたくない。
そんな想いです。
さて。
それぞれが選んだ進路に旅立って行く彼ら。自分で選んだ道が正解であり、信じてマットーしてほしい!
きっとやつらはもっとカッコいい男に成長していきます!!
保護者の皆様。
これまで多大なサポートをいただきありがとうございました。
なかなか勝てない試合が多かったですが、彼らはビートルの看板を背負って立派に闘ってくれました。
個性の強いメンバーたちですが、1人1人のいいところがたくさんあります。
どうか仲間たちとのキズナを大切に、この先も大好きなサッカーに打ち込んでほしいです!
本当にありがとうございました。
3年間の節目として。