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２月２４日（土曜日）今日と明日二日間はＵ１２のカップ戦に参加しています。最近はＵ１２野試合をなかなか見る機会が少なかったのですが、あらためて見ていると本当にサッカーはチームスポーツですし、激しいスポーツだなと感じました。どの選手も自分のベストを尽くそうという気持はあるのでしょう。自分のそばにボールがある時は同然ながら必死でプレーしています。しかし、すこしボールが自分のそばから離れたときに、どうしているかが大事です。ボールは一個しかありません。時には、一人で攻撃して得点することもあるかもしれませんが、ほとんどは仲間と協力して相手の守備を崩しシュートして得点を奪うスポーツですから、チームの仲間との連携が不可欠です。若久の子ども達も一人一人はなんとかチャンスを作りたい活かしたいとは思っているのでしょうが、チームとして連携した形になっていません。左サイドにボールが寄ったら、右サイドにはすっぽりスペースができています。右サイド側にいる人は少し左に寄ってスペースを埋めたり、要求したり、あるいはマークすべき人がいなかったら、ディフェンスは思いっきり前に上がって攻撃に参加するなど８人が連動して攻撃しなくてはいけません。アメーバーのように時には近く、時には広がって必要な距離を保つことが求められます。前線が上がれば、後ろも押し上げる。また守備が下がれば前の人も戻って後ろから相手選手にプレスをかけるのです。別な言い方をすれば、攻撃は広く、守備は狭く、自分達のゴール前には集結するぐらいの意識が必要です。また、球際の甘さも気になりました。もっと厳しく相手に自由にプレーをさせない寄せが求められます。「相手がシュートを打ってくる！」と感じたときにはググッと体を寄せなくては。

残念ながら逆に距離をとってしまっている場面が見られました。それでは相手は何のプレッシャーも感じず余裕が生まれてしまいます。ボールが奪えなくても厳しいプレスで相手のミスを誘うことも必要です。そしてゲーム中は、お互いに指示を出し合ったり、要求し合ったりしてしっかりとコミュニケーションをとらなくてはなりません。今日のゲーム中はどうだったかな。試合がないときは、よくおしゃべりをしているようだけど・・・・。それでも三試合目はちょっとだけみんなのよさが出た場面もみることができました。明日は、今日の試合を反省して、自分達の持っているよさをつなぎあってサッカ－を楽しんむことを期待しています。