2024/01/04
新年のご挨拶
10月30日(水)今日は練習への参加者が少ないなと寂しく思っていたら、卒団した中学生が何人もボールを蹴りに来てくれました。ときどきグラウンドに来ては、小学生と一緒にゲームを楽しんでいます。体は小学生の時から成長して少しがっちりした感じですが、「こんにちは」と挨拶する笑顔は、小学生の時のままでした。
この子達にとって、若久小学校のグラウンドは、懐かしいというか無心にボールを追いかけていた頃のことを思い出させてくれる場所なのでしょう。いつでも、足を向けてくれたらなと思っています。ところで、今、頭をよぎっているのは、中学の部活の地域移行問題です。制度はきまったものの、現実問題受け皿となるところはどこなんだと思っています。
一番多感な時期を迎える子ども達にとって、自己実現を図る居場所として部活があったでしょうに、確かに教師の多忙さを考えると今のままではいけないとは思いますが・・・
子ども主体で考えると、一体どこにいけばいいのでしょうか。
今は多くのジュニアユースのクラブチームが有ります。小学校に引き続き、バリバリサッカーに打ち込みたい気持ちも有り、家庭からも支えが十分に得られる子はそれもいいでしょう。しかし、そこまではない子たち。サッカーは好きだけど、クラブに行くまでの気持ちはまだない、あるいは自信がなくて、経験者と一緒に体を動かすことには踏み出せない等々の不安や悩みを持っている子も多いのではないかと想像しています。そんな子ども達が、安心して自己実現が出来る場所を少年団として提供できないかと考えています。つまり、少年団のジュニアユース部門の開設です。これはだいぶ以前から考えていたことです。若久サッカ-少年団が創部以来掲げていたのは、一人一人が目標を持って努力し、自立しようとする心を育てることです。そして、多感な時期を迎えるジュニアユース世代ほど、その場が必要だと思っていますその一つが部活だったと思っています。これから実際に動き出すには、クリアしなければ問題が多々ありますが、混沌とした今の社会の中で、ジュニアユース世代が安心して自己実現できる場の提供を真剣に模索しようと考えています。