2024/01/04
新年のご挨拶
11月24日(日曜日)昨日は、女学院のサッカー部にTRMの相手をしてもらいました。
最近は、多くのチームに女子がサッカーを楽しんでいる様子を見ることが多くなりました。しかし、残念なことに中学に進学するに当たって、女子のサッカー環境はまだまだ不十分としかいえない状況です。ご多分にもれず、若久でサッカーを楽しんでいる女子の進む先もなかなか迷うばかりです。小学生の時は、男子の中に混じってプレーしても遜色はありませんが、ジュニアユース世代になると、さすがに男女差が大きくなり、どんなにいい素質をもっていても、いくら頑張ってもフィジカル面で潰されてしまいがちです。当然、これまでのような結果が得られず、ついには面白くなくなってしまいます。そしてサッカーをやめてしまうという話は良く聞きます。今回、女子サッカー部がある女学院と対戦する機会を得てゲームを楽しむことができました。OBの中学生とゲームをすることはよくありますが、やはり同じ中学生でも単に早い強いではなく、よりしなやかでテクニックや戦術で場面を展開しようとしているのを感じました。もちろん、それから体ができてくるとよりフィジカル的な強さもでてくるのでしょう。今回のTRMを経験して、女子がサッカーを楽しめる環境がもっともっと整う必要があると思いました。
若久サッカー少年団でも現在、中学校の部活が地域連携との方針を受け止め、中学世代の受け皿となれないか検討中です。近隣のクラブに進みたい子は、どんどんそのクラブでチャレンジしたらいいのですが、まだそこまでは方針が定まっていない子や中学世代から始めたい子、さらに女子等の居場所となれないかを考えています。活動する中で、しっかりと目標が定まった子は、その目標達成に向けてチャレンジしていけばいいと考えています。
長年、子どもの居場所作り、地域の子どもを育てることを大事なコンセプトとして位置づけて活動してきた若久だからこそできることかもしれないと思っています。