テゲバジャーロ宮崎ファミリーの皆様、いつもありがとうございます。
先般、サンシャインFM様、「テゲバRADIO」番組スポンサーの皆様にご理解をいただき、番組内サポーターミーティングを開催いたしました。
たくさんのメール、SNS、番組観覧をいただきました。ありがとうございました。
当日の内容要旨(補足含む)を以下の通りご報告いたします。
Q プレーオフ圏内という目標ですが、今は最下位です。今後どのようなことをしてプレーオフを狙えるチームにしていくのか?
A まず、目標は変えません。選手たちはいまでも優勝するために厳しいトレーニングをしています。今シーズンが始まってから、選手たちは自分が変わる、成長する、改善することに取り組んでいます。
試合結果というのは紙一重です。シーズン目標は変えない。
目指しているサッカーを変える、スタッフを変えることを今のタイミングで行う前に、やり切る、ぶれずにやることを押し出したい。勝敗は選手だけではなく経営者、コーチングスタッフ、フロントスタッフなど、クラブとしての結果ですから、それぞれの立場でしっかりやり続ける事で勝つ、やり切るというのが今の考えです。(宮本)
A 宮本や大熊監督は、強くなるプロセスをわかっています。計画に対し実施、チェック、改善というプロセスは回っています。これを重ねて、上位に上がっていくと思います。非常にきちんと報連相がなされています。
宮本がプレーオフ目標を維持しているので、私は、J2に上がることを前提として、行政との関係構築、県内の他競技との連携、子ども政策とのリンク、練習場やクラブハウス計画、スポンサーまわり、マスコット、新グッズなどの仕事に取り組んでいきます。(石原)
Q 大熊監督との話し合いはしていますか?
A コミュニケーションは当然取っています。選手との間もコミュニケーションを取っている。勝てない状況が続いているのでそれぞれの思っている事や考えがぶれないようにすり合わせの作業をやっている。選手の課題とスタッフやクラブが課題だと思っている事は一致している。みんなやるべき事が何かを理解した上で日々のトレーニングと試合に臨んでいる。(宮本)
Q 外国人選手の補強はありますか?
A 外国人選手をチームに招聘すると、通訳や家、車も必要。国によっては運転免許が認められていない国もある。外国人選手を入れるのはものすごくパワーが必要なこと。今は外国人選手の補強について具体的な予定はないです。(宮本)
Q メンバーに入れていない選手のケアにも力を入れていただけると嬉しいです。
A トレーニングするときや紅白戦の時でもチームメイトがいるからこそ。試合に出ている選手はそれを理解した上で出ている。出ていない選手は出たいと思っている。それはプロとして健全で、試合に出るまでは味方がライバル。ケアするまでもなく彼らは強い。怪我の選手の治療やメンタルのケアは重要なことなのでスタッフがしっかりやっています。(宮本)
Q 若手のベンチ入りでない選手をグッズ売り場に立ってもらったり募金に参加してもらったりすることはできないのか?
A 若手、ベテラン、ベンチ入りするしないにかかわらず、運営参加や社会活動参加は大切なことだと思います。宮本や大熊監督と話し、すぐに対応します。ご意見をありがとうございました。(石原)
(いちたにさん)チームバスに乗るまでの動線が長くなっているのでファンサの時間が長くなっている。練習も公開にしている。そういった取り組みで以前よりコミュニケーションが取れる場は増えた。
Q 観客が少ない原因は?
A いくつかあると思っています。Jリーグの調査、これは部外秘ですから内容詳細につき触れることは出来ませんが、今シーズン、J3の中でご来場満足度は宮崎がトップクラスです。かねてから、交通安全、見守り、子ども食堂などの社会活動をやってきているので、これをしっかり継続したい、サッカー教室もそう。ところが、考えていたほど出来ていません。子どもさんを無料としており、お子さんと大人の数の割合は想定通りです。しかし、無料でいらっしゃるお子さんの数が少ない。県民の皆様との接点ができていない。ここがまず観客が少ない大きな原因です。
宮崎大学のマーケティング調査結果もあります。ご来場者の感想は、ピッチが近くて迫力がある、楽しかった、というものがダントツ上位でした。そして、来場を決定する要因は、一緒に行く方がいれば、が最も多かった。
ホームタウン、フレンドシップタウンからの動員に取り組みます。
テゲバが皆様の身近にあるよう、状況の改善に取り組みます。ありがとうございました。(石原)
A サッカー以外のイベントであったり、初めての方のご来場のきっかけになるものを用意する。きっかけを作っていくのが大事なので、今新しい体制になってそこから質を高めていく中で用意していきます。しかるべきタイミングで子ども向けのサービスを入れたりします。(宮本)
Q 小中学生無料という情報が浸透していません。
A 教育委員会とも相談し、学校を回るなど、改善します。ありがとうございます。(石原)
Q コマーシャルも必要。
A それも接点のひとつですね。考えます。(石原)
Q テゲバ自慢の丁寧なお辞儀を見ることができなくなってしまったのが残念です。
A ウオーミングアップの前、試合が終わってから対戦相手や仲間と握手をしたあとお客様へお辞儀をすることは一般的です。それはテゲバの良さだと思う。そこに対して皆様が「アレ?」と思うのであれば、すぐに選手に共有し、きちんとします。(宮本)
A このような戦績、ご入場者数にもかかわらず、サッカー場に応援にかけつけてくださる、中継を観戦なさっていただいている、選手たちは感謝をしています。いただいたご意見をきちんと伝え、改めたいと思います。選手たちもそう思うでしょう。(石原)
Q 遠方のため、チームや選手を近くに感じることが出来ません。リリースはもちろん、もう少しSNSを活かしてチームのことをアップしてほしいです。グッズのさらなる充実をお願いします。通販で購入できると嬉しいです。
A リリースの多くは石原がやっている。SNSはスタッフ。ですが、試合があるとSNSまで回らない。SNSが間に合っていないのは事実です。(宮本)
A ご存知の通り、先日の試合まででエモテントさんからのスタッフが全て帰任しました。3末で6名のスタッフ。SNSで遠くにいらっしゃる皆様に情報をお届けしたいです。動画をもっとUPする計画でした。(石原)
(いちたに)インスタもできたし、リリースも。ラジオを通じてクラブの動きも発信もし始めている。少しずつ積み重ねていると思う。
Q ホームページを深いところまで開かなくても席がいくらかわかるようにした方が良いと思う。宮崎人はめんどくさがりなので、一発でチケット料金が分かるようにした方が良い。
A 改善します。おっしゃる通りであると思います。(石原)
Q スタジアムの改修もほぼ終わったけれど、北側の鳥居をきちんとしてください。いつまでも勝てない原因です。
A 実は、新富町や、鳥居を寄贈いただいた海野様にも相談しています。明日さっそく地元の神社に行き、鳥居のお祓いを行っていただこうと思います。(石原)
Q ボランティアスタッフに対する選手やフロントスタッフの感謝が足りないのでは?
A 改善します。(石原)
Q お金を払って何を見てもらっているのか?負けてもいい。スタジアムに行って良かったと思える取り組み、試合をお願いします。
A ファンサポーターの皆様が新しいサッカーに向かって進んでいるという手ごたえを感じる試合もあれば、感じない試合もあって、もどかしく感じている方がいらっしゃる。いつも試合では選手の査定をしています。選手たちは全力を尽くしている。スタッフも準備にハードワークしている。我々が負けているということは、我々よりも相手が点を取るという事に成功していて、我々よりもゴールを守る事においてより多く成功しているという事実があります。勝てばお客様に喜んでいただける。なんとしてでも勝ちたい。非常に長い期間ホームで勝っていないことを選手もスタッフもクラブもわかっています。試合後のファンサポーターの皆様からのお声がけやふるまいは選手やスタッフもみんな見て感じるものがある、心から理解をしています。ファミリーの気持ちは伝わっていますし、みんな同じように勝ちたいと思っていて、みんな早く勝利の喜びを感じていただきたいし自分たちも実感したい。そういった中で、試合に負けた後に、サポーターの皆様が「折れないぞ!」と言ってくださる。選手たちからすると、怒られたり怒鳴られたりする方がある意味楽なのです。いただいたセリフがすごく効きました。実際にそう言われたとき、すごいなと思いました。めちゃくちゃ効きました。みんな思っている。そうそう、僕はお参りしました。あるスタッフにそれを言ったら、すでにやっていた。(宮本)
A 攻撃的なサッカーを通じて、選手たちの成長、勝利、サッカー場や中継、SNSなどみなでつながる一体感、宮崎にテゲバがあって良かった、そんな流れになればいいな。子どもが明るく育つ、高齢者の皆様の生きがいになる、そういうことが大事であると思います。今はそのプロセスです。できるだけファミリーで情報を共有し、皆様にご指導をいただきながらそこに向かいたいです。(石原)
ご来場のサポーターとの質疑
Q 小学生です。学校やサッカーチームで、テゲバが弱いと馬鹿にされる。悔しいです。テゲバはいつ強くなれますか?勝てるのですか?
A すぐ強くなります。もちろん勝ち負けはあるけど、必ず頑張るよ。(宮本)
Q もしJFLに降格した場合ですが、いちごさんはJFLでも見捨てず我々と戦ってくれるのか?
A もちろんです。所属選手たちは努力しています。我々は持続可能なみやざきを作りたい。応援ありがとうございます。(石原)
Q キックオフミヤザキというTV番組で西岡OBが「今こそ、この苦しい時こそ、ベテランの力が必要でないか?」と言っていた。育成という言葉に引っ張られ過ぎているのではないか?ベテランが後回しになっているのではないかと思っている。
A 育成型にすると決めて編成をしました。平均年齢もそれなりに若くなったし、もちろんベテランもいる。試合に出るか出ないか、そこでは若い、ベテランなどの差はない。ベテランが若い選手を蹴散らせばいい。スタッフも選手もベストな選択をするので、そこで恣意的な選択は絶対にないです。(宮本)
Q プレーオフ圏内に残るため、今やっているサッカーがどれだけ完成しているのか?そこまで面白いと県民が感じていないから集客もできていない。どれだけ近づいていて、あとどのくらいで完成するのか教えてほしい。
A 勝っていれば完成に近づいているのかというと、それは違う。勝つためにやっている。勝つ事ができるサッカーを目指している。そういう次元でお話すると、点を決め切る。チャンスがあってそこが決められるかどうかの決定力。失点をするときでも、絶対そこでシュートストップしている守備力。パスの精度など1つ1つの選手が持っているクオリティを積み上げなきゃいけない。改善は積みあがってはいる。選手たちは実感できるようになっている。
もう少し勝つためのこだわりや精度、クオリティをもっと高めないと勝ちを掴めない。今何合目かというと、1合目です。
勝つことでみんなが自信を持つだろうし、そのクオリティも勝つことでいい歯車が回る。まず勝つという事を皆さんにお届けしたい。
これは現場に近づけば近づくほど強く思っています。私も石原もそれを強く思っている。怪我人が離脱するところに補強は入れていく。補強選手が選手の穴をちゃんと埋めてくれれば次のステップへ行ける。(宮本)
宮本や大熊監督を信じ、コーチたちや選手たちを信じ、今日のご意見などを取り入れてまいります。本日はまことにありがとうございました。(石原)