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2024/07/30 16:44
FCみなと-GRAW(クロー)U-15
2024.7.21
神戸市フェニックスリーグ2部 第11節
@灘中学校
11:00kick off 天候:晴れ
vs神戸SS 2-2(2-1.0-1)
既に前節に優勝を決めており、トップチームメンバーで以外の2年生で臨みました。
この日は内容に関係なく全員出場で勝利を目指しました。
私自身、久しぶりにこのカテゴリーの公式戦を見させてもらい、どんなパフォーマンスを出してくれるか?また上のカテゴリーに絡めそうな選手はいるか?など期待をしながら試合に臨ませてもらいました。
この日は猛暑で暑さで試合が中断になるかと心配されましたが予定通りkick off。
立ち上がり45秒でNO.9の縦突破からのクロスから相手オウンゴールを誘発し先制。
しかし、先制以降は難しい展開になった。
暑さもあるとは思うが守備の強度が低い。
しかも、コンパクトな陣形が保てず、3年生相手に身体的に押されるシーンもあり、普段取り組んでいる「運ぶ・剥がす・保持・突破」が上手くできず、選手たちも焦りが見えた。そして早い段階で追いつかれて1ー1。
こちらの力不足もあり、なかなか外からのコーチングだけでは修正できず。
少し、申し訳ない形になってしまったが早い時間帯でのメンバー交代。
そこから少し守備の安定は保てたものの、【自分たちのやりたい事】はできないまま試合は進む。何とか前半終了間際に追加点で2ー1。
後半も守備の修正を図りメンバーも変えながらピッチへ。
守備のコンパクトさはあり、前半よりは強度も高くプレーできたが、普段の習慣がでて、イージーなポジションミスをしてしまい、同点に追いつかれる。
直後にアクシデントで負傷交代。
それでもこのチームでのラストの公式戦。最後まで戦う気持ちを出そうと必死で戦ってくれた。
何度かNO.19が背後に抜け出すもポストに嫌われるなど追加点は奪えず。アディショナルタイムも押し込みベンチも含めて気迫を出して戦ってくれましたがそのまま試合終了。残念ながら2-2で、全勝優勝とはなりませんでした。
今回、感じたのはトップチームとの違いはトレーニングマッチと公式戦での【プレーの質の乖離】である。
トレーニングマッチでは上のカテゴリーと遜色ない選手が、公式戦になるとまるで別人のようになってしまう。
もちろん、これは私たちスタッフの課題でもあるが、やはり経験値の差は否めない。
今回、優勝が決まっていたこともあり全員出場をさせましたが、今回、初招集・出場の選手もいた。
もちろん公式戦なので普段は全員が出れるわけではないし、そこを争って勝ち取ってもらわないといけない。
しかし、私たちの工夫や普段のトレーニング、トレーニングマッチでも更に緊張感のあるものが提供できれば、初招集・初出場でもパフォーマンスは変わったかもしれない。
やはり【チーム内競争の激化】が必要である。
それをするために、チャンスを与えることと、我々指導者が【勇気を持ちチャレンジ】することが重要ではないだろうか。
人はその環境によって育つもの。その環境は誰が作っている?
コーチの仕事は当然サッカー指導だが、その質を上げるには【環境をどう提供するか?】だと感じ考えさせられる試合となりました。
いよいよ夏休みに突入。
Bチームの選手を育ててこその指導者だと思う。
もちろん選手がまず頑張る事が前提だが、最初の火をつけてやるのは我々、大人であると思う。
この夏で選手と一緒に私も成長できればと…
MOM
NO.19 武村未来斗
Po:CF
前所属:小部キッズ
なかなか、やりたい事がチームとしてできないなか、個で違いを見せ、チャンスを演出した。
ポテンシャルの高さを活かして夏でのひと伸びに期待したい。
お相手していただきました神戸SSの皆様
会場運営の皆様、暑い中応援に来て下さった皆様、ありがとうございました‼
FCみなと-GRAW
谷口
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