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【6年生】作り替えろ

2025/11/15 19:47
AC等々力

どうも、石田です。

 

本日行われたGENESIS LEAGUEの報告です。

対戦していただいたチームの皆様、ありがとうございました!

 

 

【結果】

 

vs.CFG YOKOHAMA

2-0

 

vs.リバーFC

0-1

 

vs.登戸SC U-11

3-4

 

 

【コメント】

 

世界で難しい言語の中の1つに日本語があると言われています。

漢字、カタカナ、ひらがなといった文字体系や多様な読み方、同形異音語の多さ、敬語の複雑さなどからそのように言われているそうです。

難しいということはそれだけ表現を豊かにしやすいということ。

 

そんな日本語に一つだけ物申したい石田がいます。

『なぜ「試合」というのか。』

 

サッカーの発祥はイギリス。

イギリスでは「Game」と言いますね。

「Match」は主に個人戦のスポーツで用いられるので本来のニュアンスとは若干違います。

その「Game」の語源は「gamana」。

意味は「遊戯」「勝負」「仲間」なんて意味合いです。

 

一方「試合」とは当て字なんですね。

「し(為)合う」から派生したもので、格闘技なんかでは勝敗が死と隣り合わせであることから「死合」と表記することもあるとかないとか…。

もっといい表現がないものかねと思うところです。

 

 

で、何が言いたいのかと。

 

端的に伝えると、「Game」は仲間と共にする遊戯であるということ。

その遊びの延長として 、勝敗を争うことこそがサッカーの醍醐味であると考えます。

 

そう、「勝ちにいくこと」がサッカーの一番の楽しみなんですよね。

だから、私は良く言葉にして「勝つことが大事だ」と伝えます。

すべては勝つためにやんね。

 

ただ、サッカーの本質を忘れてはなりません。

ゴールスポーツ、集団スポーツ、ボールスポーツであるということ。

ゴールスポーツであるということは前方中央の枠に向かっていく必要があります。

集団スポーツであるということは認知と判断(選択)と決断が必要になります。

ボールスポーツであるということはミスが生まれます。

 

これらを掛け合わせたときに…

勝つためには、この本質を磨き続ける必要がありますね。

これこそが「(勝利への)情熱」と「(本質という)理論」と両立です。

 

どちらが大事か。

どちらも大事。

でもGameとなったら「情熱」が大事なんじゃないかなと現時点で私は思っております。

エネルギーをもって勝ちにいくことが最も大事じゃないかなと。

「さぁやろう」となれるかが最も大事じゃないかと。

だから私は「勝てるんだったら何も考えず蹴っ飛ばせ」と伝えているんですね。

 

ただ、Gameに「理論」が消えた時、それは私コーチの責任です。

「観て知ること、判断する・選択肢から選ぶこと、決断して実行すること」が消えたときのことですね。

「training」や「practice」といったものが選手のみんなに入ってないということの現れですから。

でも私は、みんなと確かなものを積み上げられている自信があるので、積み上げたものをみんなに要求し続けます????

 

では、その理論から逸脱したプレーは不正解なのか。理論を無視したプレーが不正解なのか。

 

私の答えはNoです。

理論を捨てたプレーで点が取れた、そして勝てた。

理論を捨てたプレーで点を取られた、そして負けた。

どちらも自らが決めてプレーしたあなたの決断。

 

大切なのは「なぜ」。

「なぜ」成功したのか。

「なぜ」失敗したのか。

 

今日の登戸戦。

めちゃめちゃ良い選手いるなと思っていましたが、5年生の川崎市大会で準優勝するようなチームだったようです。

「個」の力で勝ることは苦しい相手でしたね。

でも、その体験は1つ前のリバー戦や過去の試合でもあったはず。

1vs1で止めれないならどうする?

チャレンジ&カバーをより早くするためにはどうする?

1.5列目で相手が前向きで持ったどうしよう?

ギャップを通されないためにどうしよう?

中盤が数的不利だどうしよう?

…。

 

勝つためだったらどんなプレーをしたって構いません。

でも、本質から逸れてもいけません。

そして、そのプレーの結果がどうなろうと「なぜ…」から学ばなくてはなりません。

 

負けてすんごい顔してた選手諸君よ。

悔しいなら、心を作り替えろ。頭を作り替えろ。

優勝したいなら兎にも角にも残り全部勝つしか道はないぞ。

そのために「情熱」と「理論」を融合させるぞ。

そして自らの学びを止めてはならないぞ。

きっとそこに「成長」がある。

 

さぁ頑張ろうね。

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

石田睦



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