【新年度に向けて】ZION林代表/指導の考え方❶
2025/02/19 15:09
ZION FC Jr&JY
こんにちは。ZION FOOTBALL CLUB代表の林です。いつも我々の取り組みにご協力•ご支援頂きましてありがとうございます。
今回は新年度を迎えるにあたり、スクールとしての考えや取り組みを皆様にお伝えさせて頂きます。
これまでもこの時期に様々な形でZIONとしての考えを皆様にお伝えさせて頂き、しっかりとご理解頂いてからスクールへの継続/入会をして頂いているのが我々の新年度の最初の取り組みですので、ご協力頂けると幸いです。
今回は保護者説明会は行わず、いつでもどこでも見られブログを使用して言葉に残したいと思います。宜しくお願い致します。
ZIONが考えるサッカースクール
昨今のサッカースクールのトレンドは
【ドリブル】【テクニック】【アジリティ】など
ここに来ればこれが上手くなります!
これを教えます!
という保護者の方にわかりやすいキャッチフレーズを使用するスクールが増えた事もあり、
『ZIONって何を教えてくれるの?』
という質問を去年は多く頂いた印象です。
今回はこの部分を明確に保護者の皆様にお伝えします。
FOOTBALLはFOOTBALLでしかない
ZIONは
【選手の"個"を磨くトータルサッカースクール】
この部分を重視して指導しています。
なぜトータルという言葉を用いているかというと
これには過去15年間我々が取り組んできた
指導経験に基づいた明確な理由があります。
昔のZIONは足元•テクニック•ドリブルというイメージが強い方も多くいらっしゃると思います。
12.3年前はFacebookが主流のSNSにおいて
子供達のフリードリブルや試合での
テクニック動画などが反響を呼びました。
ZIONを創業して代表を務める自分としても
かつてのロナウジーニョやロビーニョなどの
ファンタジスタタイプの選手を
多く輩出したい!という強い想いと憧れがあり
当時の子供達と四六時中取り組んできました。
その選手達が今でも高校サッカーや大学サッカー
フットサルの世界で素晴らしい技術を基盤に
活躍している姿を見ると
とても嬉しい気持ちになります。
このようにかつてはZIONは今よりも
尖りに尖ってドリブルや技術という部分を
指導してきました。
そんな中、僕自身の失敗として
FOOTBALLの本質から外れているのでは?
という葛藤も指導しながらあったのも事実です。
この子はディフェンスのスキルが高い
この子はヘディングが上手い
この子は足が異常に速い
この子はパスセンスが優れている
など、僕や当時の親達も
華型のファンタジスタのような選手に
憧れもあったため、そのような指導を
良しとしてきましたが、年齢を重ねるにつれて
選手の"個性"を引き出してあげた方が良いのでは?
と考えるようになりました。
技術において、小学生年代での重要性は
当時から何も変わっていませんが
トレーニングの中でもっとサッカーをさせよう!と
自分の中での考えがアップデートしていきました。
ここで言うサッカーというのは
複数人での対人やポゼッションTR
ゴール前でのミニゲームなど
よりサッカーのシチュエーションを
多く取り入れた中で練習することで
サッカーにより適応した"個"の技術に
変貌すると確信していますし、
ここ数年は各地でJリーグの下部組織や
県都トレセン•関東トレセン
ナショナルトレセンに名を連ねる
スクールOB選手も多くいます。
サッカーが上手い選手というのは
ドリブルが上手い選手だけを
差すのではありません。
ZIONでは止める蹴る•対人技術•守備の対応
ポジショニング•ロングキックなど
サッカーの技術をトータル的に指導しています。
選手にはそれぞれの特徴があり
成長スピードも異なるため、
我々のようなサッカースクールでは
選手個々の光る部分や"好き"な部分を
尊重することで上手くなっていきます。
わかりやすく言うと
クラブ側が型を作りすぎると
選手の可能性を潰してしまう
リスクもあるということです。
通常スクール【90分】
⚫︎基礎トレーニング30分
(ボールタッチ/ドリブル/止める蹴るetc..)
⚫︎応用トレーニング30分
(ポゼッション/判断TR etc..)
⚫︎対人トレーニング30分
(1vs1/2vs2/3vs3 etc..)
通常スクール【120分】
⚫︎基礎トレーニング40分
(ボールタッチ/ドリブル/止める蹴るetc..)
⚫︎応用トレーニング①20分
⚫︎応用トレーニング②20分
(ポゼッション/対人TRetc..)
⚫︎ゲーム30分
※10分間はトレーニングの説明
内容に多少の変更はあるにせよ、過去に行ってきた技術を高めるトレーニングの良い部分をしっかりと残しながら、選手それぞれの特徴を活かした"個"の育成を2025年もより子供達と向き合い、ZIONに通ってくれる選手をサポートしていきたいと考えております。