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2025/12/25 12:38
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スポルディング品川
こんにちは、コーチのコガです
昨日行われた
ボールポゼッショントレーニング(5:3)
OF5人、DF3人
DF3人の間に1人入って経由地点を作りました
では
この1人はどのようなことを考えて
ポジションをとれば良かったのでしょうか
1つの考えとして
DF3人の重心に立つ
ということです
昔々
私が戦術を勉強していた時に
ドイツの指導の中で
ボールを受けるためのポジショニングの例として言われていたことです
相手プレーヤー3人の重心にポジションを取ること
三角形の重心とは
各頂点とその対辺の中点を結んだ線分であり
「中線」が1点で交わる点が
三角形の重心と定義されます
小学生の算数では
三角形の定義や特徴を学ぶ中で
重心が三角形の内部にあることを視覚的に理解しているようです
実際の物体を使って重心を探す授業が行われることもあるようです
中学生になると
座標平面を導入して
頂点の座標から中点の座標、中線の方程式を計算する方法を学びます
重心が中線を2:1に分ける性質も学習します
昨日は指示をしませんでしたが
私から
「DF3人の重心にポジションを取れ」
といわれていたら
どのように思ったでしょうか
直ぐに理解してポジションを取ることが出来たでしょうか
言葉を理解すること
言葉の意味を理解すること
状況を理解すること
判断して動けること
その中で正確にプレーが出来ること
サッカーは
カラダだけではなく
ココロだけでなく
アタマもとても大切なのです
特に中盤のプレーヤーは
ゲーム中に
どこでボールを受ければ良いのかわからなくなったら
周りを見て
相手プレーヤー3人の重心にポジションを取ることを心がけてみてください
いつもよりも
プレッシャーを受けずにボールが受けられると思います
サッカープレーヤーとなるためには
数学は勉強しておいた方が良さそうですね
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