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海部地区4年生大会

2024/10/08 09:52
大治サッカースポーツ少年団

先週末、無事に海部地区4年生大会が終了しました。まずは役員の皆様、本当にお疲れ様でした。最初で最後の公式戦ということで気を使い、大変だったと思います。ありがとうございました。感謝、感謝です。また、日曜日は急遽トレーニングを中止としたこと申し訳ありません。Aチームの予選結果を見て、心配になり急遽大会会場へ行くことにした結果、スタッフの確保が難しくなったのでお休みとしました。役員として協会にいるので大会運営にも協力する必要もあり急な変更となりました。さて大会ですがA、Bとも決勝トーナメント進出できませんでした。それが今の実力、力ということです。この今の差を6年生までの2年間をかけて埋めていきます。ただそのために大切なことは選手自身がこの結果、内容を自覚し努力することです。「楽しかった」だけではただ参加しただけになります。チームの扱は公式戦です。公式戦は結果を求めていきます。だから、A・Bと学年に関係なく選抜しています。そのための準備としてTMもたくさん組んできました。僕も本来なら6年生をメインにやるべきですが9月はできる限り4年生を見てきました。できることはやったと胸を張って言えます。その部分に関して後悔はありません。戦い方にAチームだから、Bチームだからはありません。Bチームでも勝敗には絶対に拘るべきです。それは単純な勝ち・負けだけではなく、1点でも失点を少なく1点でも多く得点する。そういう結果も含めてです。土曜日の予選にはBチームのベンチに入りました。相手の力が上だという事は百も承知しています。その中で最後まで心を折れず戦うことはとても難しいことです。その折れそうな心をつなぎ止め、倒れそうな背中を支えるのが僕らコーチの言葉でもあります。間違いなく、うちのベンチが一番うるさかったと思います。僕の声が一番大きかったと思います。厳しいことも言いました。厳しいことを言っていることはわかっています。でも、相手がいます。諦めた選手との試合ほどつまらないものはありせん。最後まで戦う選手との試合はそうではない。だからどんな結果でも最後まで戦う必要があるのです。結果、第三試合で得点できました。勝っても決勝トーナメント進出はできない消化試合です。でも先に書いたように結果は単純な勝ち・負けだけではないです。この1点、ベンチも選手も盛り上がりました。負けはしましたが素晴らしい試合でした。こういう試合が僕は見たいのです。そして、たまにこういう試合を見ることができるので20年も指導者を続けています。最高に面白かった。試合後の僕の手は拍手をし過ぎてパンパンでした。試合前の本部挨拶はそれはそれは小さな声でした。でも、この試合の後の本部挨拶の声はそれはそれは大きな声でした。自信に満ち溢れたしっかりした大きな声でした。これが自信です。やれた、戦えたという自信。成功体験です。こういう経験からサッカーとの向き合い方が変わることが多々あります。あの時の嬉しさ、楽しさをもう一度経験したい。だから今以上に頑張ろうと。やらされているトレーニングから、自らやるトレーニングに変わる。これほど強いものはありません。こういう気持ちになった選手はびっくりするぐらい成長します。子供の成長は大人を良い意味で裏切ります。そういう選手を何人も見てきましたから絶対あります。だからこそ僕ら指導者は勝手にその子のスキルを決めていけない。可能性を排除してはいけないと思っています。4年生大会、2チーム参加しました。これはこういう試合経験の可能性があるからです。ベンチにいては絶対にできない経験です。正直、スタッフの調整など大変です。でも参加しなければ経験すらできません。だからスタッフには無理をしてもらって参加しています。これは4年生大会だけではありません。新人大会も選手権も2チーム参加を考えています。グランドに立つ。ベンチではなくグランドで走る。そういう経験をさせてあげたいとの思いです。だからと言って絶対に参加しろとは言いません。参加・不参加はご家庭で決めてください。チームに強制力はありませんしそんなことはしません。あえてここに、こうやって書いたのは僕ら指導者はそういう思いで大会に参加していると伝えたかったからです。選手は試合がしたい。大会に出場したい。親御さんはそんな子供のプレーを見たい。きっとそう思っているだろうと。僕はそう思っています。ひとつの大会が終わるといろいろな思いが沸きます。それは20年指導者をやっていても変わりません。さて、4年生はまたフラットな状態となります。AもBもありません。どんな気持ちでトレーニングをするのか。気持ちの変化があることを期待しています。

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