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14歳のサッカー少年が自分自身の身体を可視化する〜NORM栄養講習会〜

2024/12/19 16:24
名古屋FC EAST

先週の金曜日は U14が「NORM栄養講習会」を行いました。


NORMとは?

↓↓


血液検査をして、身体の疲労度、タンパク質の摂取量、糖質の摂取量、鉄分の摂取量等を数値化して、身体の栄養素を可視化することができます。


高校年代のトップチーム、青森山田高校などの強豪校をはじめ、日本代表のプロサッカー選手、板倉滉、三笘薫、田中碧なども実施しています。


昨年に続き、 新トップチームになるU14の選手を対象に実施しました。


愛知県のジュニアユース年代ではEASTが初めてのようです。


目的は「自分を知る」ことです。



ご飯を沢山食べる。

お肉、お魚を沢山食べる。

バランスの良い食事を摂る。


抽象的にはわかっていることも、具体的に何がどれくらい必要なのか?


自分の身体は今どういう状態にあるのか?


血液検査でこれを可視化することができます。


今回もフィードバックを見ると、とても興味深い結果になりました。


私達、指導者から見ると「この選手走れないなー」と思うことがあります。


その選手に対して、「もっと走れー!サボるなー!!」と言いたいのが指導者です


今回の血液検査のフィードバックを見て、求めても走らないのではなく、走れない選手がいることが分かりました。


走れない選手は鉄分が足りないのです。


鉄は血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンの材料となるミネラルです。ヘモグロビンはグロビンというタンパク質と鉄が結合した物で、主に酸素を運搬する役割を担っています。呼吸によって体内に吸い込んだ酸素は肺でヘモグロビンと結びつき、心臓から動脈を経て体の各組織へ運ばれています


鉄分が不足すると、血液中の酸素が不足し息苦しくなりやすい。


すなわち走ることが困難になります。


そういう選手にいくら走ることを要求しても無理なものは無理なのです。


ではどうすれば走れるようになるのか?


食事の中で鉄分を多く摂る意識を持つことです。


体内の血液は約4カ月で入れ替わると言われています。


今後、今回のデータをもとに、足りないものを補うことで必ず、身体は変わっていきます。


昨年実施した現U15も随分とパフォーマンスが変化したと実感しています。




今回、保護者の方にも講習会に参加していただきました。


食事のコーチはお母さん。

保護者の方も栄養意識を高めることで選手のパフォーマンスは必ずや変化していきます。


そして、走れる選手のデータを見ると、鉄分の数値がやはり高いことが分かりました。


また、今年高校サッカー選手権で優勝した青森山田高校の選手のデータも特別に見せてもらいました。


優勝した理由が良く分かります。


このデータだけでは無いですが、あの強靭なフィジカルを支えている中身を知ることができました。


どの数値も圧倒的に高い!!



U14の選手たちもまずは、食事に対する意識を高めること。


先日のオリエンテーション合宿でも早速、自分に必要な糖質の量を計算してご飯????の量を決めていました。


日々コツコツと努力していけば必ず変わっていきます。


次回は5月頃に血液検査をします。


どれくらい変化していくか楽しみですね♪


今後は私のトレーニング強度も増していきます。


それに負けない身体づくりが大切ですねアップ



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