愛知のジュニアサッカーの速報サイト
2025/11/23 08:18
名古屋FC EAST
FCフォルトゥナさんにご招待頂き、山梨まで強化遠征に行って来ました。
そろそろ新チームへの準備期間
その第一弾としてはこれ以上ない相手との対戦でした。
【初戦】vs FC多摩
U14 強化遠征レポート
初戦の相手は、距離感が近く、独特の立ち位置と変則的なビルドアップを特徴とする FC多摩。
関東のトップ街クラブらしく、狙いの共有度が非常に高いチームだった。
■前半
私たちが試合前に掲げた狙いは
「相手の意図に対して守備で主導権を握ること」
しかし——
中盤に“発信力”を持ったリーダーが不在。
プレッシングの声掛けが曖昧になり、タイミングが揃わない。
すると守備の強度は上がらず、流れは自然と相手へ。
FC多摩の“近い距離感”に翻弄され、ズルズルと押し込まれる展開が続いた。
■ハーフタイム
ここで「守備の整理」
•誰がどこを基準に捕まえるのか
•どの瞬間にスイッチを入れるのか
•どう矢印(向き)を揃えるのか
この3点を徹底的に共有
■後半
入りは明らかに良くなった。
全員の矢印が揃い、ボールを奪う位置が高くなる。
ショートカウンター気味に“ひっかけて”ゴールへ向かう回数が増え、決定機もいくつか作った。
だが決めきれない。
バーに阻まれる。。
すると、、流れが変わる
これがサッカー
中盤で少しプレッシングが緩んだ瞬間を相手が逃さない。
一気にサイドへ展開され、深い位置までえぐられ、クロス
逆サイドをフリーにしてしまい、痛恨の失点。
0-1
最後までゴールへ向かう姿勢は見せたものの、相手ゴールを脅かすまでには至らず、そのまま敗戦。
■試合のテーマ
•声を出す
•走る(強度)
いずれも及第点には届かなかった。
技術や戦術以前に、
“感情”の差がスコアに表れた試合だった。
おとなしい。
とにかくおとなしい。この学年
決して頑張っていないわけではない。
ただ、このレベルになると “普通の頑張り” ではまったく足りない。
関東トップレベルの街クラブの迫力、気迫、強度。
その取り組みを肌で感じられたことは大きな収穫。
これを
刺激 → 気づき → 変化
の良いサイクルにできるかどうかが、この世代の未来を決める。
第二戦に続く。。
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