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2025/11/23 17:27
名古屋FC EAST
【第2戦】vs フォルトゥナ(山梨)
U14 強化遠征レポート
この日の第2戦は、今回の遠征の主催チームである フォルトゥナ(山梨)
長年にわたり山梨県を牽引し続けてきた名門街クラブで、来シーズンからは再び関東リーグ復帰が決まっている。
そのせいか、ピッチに立つ選手だけでなく、
ベンチ・スタッフからも強烈な“気迫”が伝わってくるチームだった。
■前半
開始直後からフォルトゥナはテンポよくボールを動かし、こちらのズレを狙ってくる。
独特の角度からパスを差し込んでくるため、守備の基準が曖昧だと一気に崩される危険があった。
だが—
1試合目で整理した守備の基準点がここで大きく生きた
•誰を起点にプレッシャーをかけるか
•矢印を揃える
•近い距離で連動する
この3つが明確になったことで、大きなズレは起きなかった。
すると徐々にEASTの保持率が上がり、ボールを動かす時間が増える。
■1試合目からの改善
初戦で出た大きな課題
「ポジトラ(攻→守の切り替え)直後の保持」
その原因は
•ボール保持者の認知不足・技術(ズレ)
•受け手側の認知・声
•そして“メンタリティ”
この3つ
しかしこの試合では、そのすべてが改善されていた。誰が、どこに、どんな意図で動くかが明確になり、“怖がらない保持”ができていた。
⸻
■均衡を破ったのはhayata
右サイドからのクロス。
中央で完全にフリーになった hayata が左足で冷静に流し込む。
1-0
クオリティある左足をしっかり見せてくれた。
このまま前半終了。
■後半
後半に入ると、EASTのギアがさらに上がる。
▼kai
トランジション(切り替え)から相手の背後を取って追加点。
▼daichi
CKのこぼれ球を押し込み 3点目
▼niji
これもCKから冷静に流し込み 4点目
終わってみれば
4-0の快勝
得点だけでなく、狙いの共有、切り替えのスピード
初戦でできなかった部分の改善がしっかり見られたゲームだった。
■ただし、まだ“おとなしい”
初戦 → 第2戦 と成長は見られたものの、
その後に行われた 決勝戦(FCLAVIDA vs FC多摩) の“トップトップ”の迫力を目の当たりにすると、
まだまだ“おとなしい”と痛感した初日
全国トップに本気で届くためには、
•声
•気迫
•プレッシングの強度
•デュエルで勝ち切る執念
などなどがもう一段階必要だと強く感じた。
■2日目へ
この経験をどう生かすか。
刺激 → 気づき → 変化
このサイクルを回せるかが、U14の未来を決める
恥ずかしさを捨てて、大人になれる選手がどれだけ増えるか
2日目のレポートへ続く。。
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