U15ジュニアユース
シーズン開幕
あっという間のオフシーズンだった。
チームの課題点に向き合い、トレーニング、そしてTMをより多く重ねてきた。
チームの持ち味と特徴を活かし、そしてチームのウィークポイントに向き合って改善していく。
そんな充実した日々を過ごしてきて、始まったリーグ戦。
初戦は対江刺FCに0-1の敗戦。
2節は対MIRUMAE 2ndに1-1の引き分け。
なかなか結果がついてこない。
なぜだろうか。
その答えは自分たちの心の中にあるのではないか。
表面的な技術や身体能力、戦術などは決して低いわけではない。
しかし結果が出てこない。
負の連鎖から悪循環が漂う。
結局はサッカー1人でやるスポーツではない。
試合に出るメンバー、控えのメンバー、ベンチ外のメンバー、その他在籍している1年生や2年生のメンバー。みんなが同じ目標に向かって、目の前の試合の勝利に想いを寄せなければいけない。
そして、それは選手のみならず、指導者や保護者も同じで、三位一体となり、我が子だけに目を向けることなく、チームの勝利に向けて同じ想いを持ち続けなくてはいけない。
目には見えない勝負の世界の壁が公式戦にはある。
だから、プロの世界でもサポーターの後押しがどれだけ選手を支えてくれるのか。
ベンチからの力強い後押しがどれだけ苦しい場面で頑張らせてくれるのか。
他人事のように考えてる選手がいるのではないか。
チームの雰囲気、盛り上がりを作るのは間違いなく今年の3年生である。
チームカラーというのは選手が主体的作っていかなくてはいけない。
そこにエッセンスを入れていくのが我々指導者の役割であり、保護者のサポートが必要になる。
今この結果が出ない苦しい時こそ、みんなで想いを一つにし、まずは1勝を掴み取ることが先のリーグ優勝、昇格に繋がるはず。
今は一人ひとりが自分と向き合いサッカーに真摯に取り組みチームのために行動をしていける組織に変化していくことが大事。
黙ってても勝手に勝利は訪れない。
変化を求めていくチームにサッカーの神様は味方している。
時代は変化を遂げ、生活習慣も変化している。
今の時代は携帯で何でも情報を得られるし、学ぼうと思えばいくらでもネットを介して自身を高めることができる。
覚悟を決めて残りの半年の中学校サッカーの時間を費やすことができるか。
「覚悟」というのは、辞書では「諦めること、観念すること」
と書いてある。
本気でサッカーに向き合い取り組むというのは、何かの時間を犠牲にしててもサッカーに時間を費やさなければいけないということ。
ゲームする時間、携帯で遊ぶ時間などを、ストレッチする時間にあてたり、筋力トレーニングや体幹トレーニングの時間にあてたり、試合の動画を見て自分やチームのプレーを改善したり。
やれることは何でもある。
そういうことをひとつひとつやる覚悟があるのかどうか。
でなければトップ選手にはなれないよっ。
そんな甘い世界ではないから。
どんな相手も目の前の勝利に向かって必死なわけよ。
それに勝ることができなければ勝つことはできない。
さて、太田東は今大きな変革時である。
今年の3年生が大きな変化を遂げて次の世代にバトンタッチができるのか。
リーグ優勝や昇格も大事だが、組織の質を高め、クラブの歴史をしっかり築いていくことがもっと大事である。
変化をしていった先に結果が付いてくる。
シーズンは始まったばかり。
でもあっという間に時間は過ぎていく。
時間に置いてかれる場合じゃない。
我々の意識スピードを加速させていく必要がある。
選手の変化に期待しながら我々大人は見守りましょう。
保護者の皆さんも引き続き応援宜しくお願い致します。