今日のトレーニングで、中学2年生中心に新人戦メンバーが自主的にチームミーティングを行った。
先週末の新人戦で悔しい敗戦を経験。
今の自分たちの立ち位置や意識を変えなければいけないという危機感を感じて、選手から主体的にミーティングをやりたいと志願された。
そのミーティングには大人は介入せず、選手のみで行われた。
何を話し合ったか我々には分からない。
でも大事なことは、自ら動き出したということ。
そのミーティングから出た結論は、
取り組む姿勢や私生活の改善、
そして「名に恥じぬクラブを目指す」
ということだった。
もちろん口で言うのは簡単である。
自分自身の行動や意識を変えるというのは容易なことではない。
でも自分たちで決めたことなのだから、言い訳は効かない。プライドと責任、そして覚悟をもたなければいけない。
勝ったとか負けたとか、強いとか弱いとか表面上の結果などどうでもいい。
大事なことは、自ら動き出し、行動したという結果。
過去10年近くJr.ユースを見てきたが、自らチームミーティングを選手だけやりたいと言ってきた学年は記憶にない。
負けたからこそ、悔しい思いをしたからこそ、生まれた主体的な行動。
結果だけ見れば負けというレッテルを貼られるだけだが、そんなのどうでもいい。
自ら動き出したことに大きな成長とチームへの評価をしなくてはいけない。
過去は変えられない。
変えられるのは、未来の自分たちだけ。
きっと1年後に、
あの時の負けがあったから、
あの時のチームミーティングがあったから、
俺らは変わることができた
と誇れる未来のために、今の自分に妥協することなく、自分自身に向き合い、取り組んでいくしかない。
変わったという傍観者になるのではなく、
自ら変えたんだと誇れる未来。
そして、その礎がクラブの伝統になっていくことを期待して。
我々はそのサポートをしていくまで。
必ず変われる。
強い意志と信念をもってやり遂げることができるかどうか。
今週末の試合も目に見える結果がすぐ出るわけでもない。
しかし、小さいことの積み重ねが大事となる。
身近な些細なことに高い意識と取り組む姿勢を変えていくこと。
「想いをもって行動することで、
我々が変えたのだと誇れる太田東の未来を創る」