2024/01/04
新年のご挨拶
新年あけましておめでとうございます
本年も宜しくお願い致します。
新年早々、大変な事が起こっております。
「令和6年能登半島地震」は私も北陸地方に滞在中で地震の大きさを体感しました。
幸運なことに家族、親戚も無事で何よりでしたが、被災地が一日でも早く復興することを願っております。
サッカーのグラウンドが豊富で北陸のサッカー聖地でもある能登、和倉での災害は多くのサッカー関係者も胸を痛めています。
何かできることから協力していこうと思います。
話題を高校サッカー選手権に
年末年始の風物詩である高校サッカー選手権、通称「センシュケン」が開催されています。
今回はEASTから2名のOBが活躍しているため、自然と見る回数も多くなっています。
まずは星稜高校
14期生OBキャプテン中村滉希が2年生ながら10番を付けて出場しています。
大会前に肉離れをし、本調子ではないようですが、彼らしくハートの強さでプレーしていました。
初戦の四中工戦では、先制されながら後半に追いつき、見事にPK戦での勝利。
PK職人のGK選手の活躍は圧巻でしたね。
滉希からは試合終了後、「自分のプレーが何もできず悔しい、新たな星稜のサッカーを見せれなかったのが悔しい」
と内容について、厳しい評価での感想でした。
彼が目指す星稜のスタイルがあるようです。
とにかく自分がボールを受け、ゲームの支配力を高めたい。
今までにない星稜を作りたい!
そんなことを高校生になってから常々、私に言っていました。
そして迎えた3回戦。
前日に「能登半島地震」が起きてしまい、精神的に不安定な状況での試合。
その時もLINEでは「石川県のために頑張ります!」と。
口ではそう言っていますが、平常時とはかけ離れた精神での試合だったと思います。
でも、他高校の応援には感動しました。
日大藤沢高校、名古屋高校などが応援に来られない星稜サポーターの変わりに大応援団を結成して声援を送っていました。
また対戦相手の市立船橋高校が応援グッズを貸してくれたり、「共に頑張ろう!」というメッセージボードを掲げてくれたり、「サッカーファミリー」の絆、温かさを垣間見ることができ、改めてスポーツ、サッカーの素晴らしさを実感しました。
試合は残念ながら敗れてしまいましたが、選手たちの「被災地に向けて少しでも元気を!」という姿に感無量でした。
⑩中村は完全に相手からキーマンとして抑えられ思ったようにボールを受けられませんでしたね。
滉希からは試合後に「来年必ずリベンジします」と力強いメッセージが届きました。
まずは星稜高校の皆さんゆっくり休んでください。
そして、地元名古屋高校が今大会、大旋風を巻き起こしています!
やはり愛知県の高校が勝ち進んでいくのは嬉しいですね!
3回戦では昨年度優勝校の岡山学芸館高校にPK勝ち。
外したら負けという場面でOB遼馬が5人目のキッカーは本当に緊張した。。
本人に伝えると「けっこう練習してるので安心してください笑」とLINEが来ました。
続けて「市船倒して国立に戻ります!」と頼もしいメッセージが届きました。
初戦の17歳日本代表を擁する日章学園、2回戦プレミア所属の北海、そして3回戦の岡山学芸館を撃破してのベスト8はフロックではないと思います。
試合を重ねるごとに選手たちが自信を掴んでいるのが画面からも伝わってきます。
また試合ごとに細かな戦略を変えているところもスタッフ陣が緻密なスカウティングをして対策していることが分かります。
ここ最近は初戦敗退が多く、弱小県だと揶揄される「愛知県のために」という強い想いが私には伝わってきます。
そして、その大躍進のチームの中にOBの④足立遼馬が中心となって活躍していることが尚、嬉しいです。
CBである彼のマッチアップは毎回全国トップクラスのエースFWばかり。
そのマッチアップも負けるシーンは少なく、彼らしい粘り強さと負けん気の強さで抑え込んでいます。
中学の時は相手と喧嘩するような激しいシーンも多々見られますが、大人の対応を覚えたようで精神的にも随分成長を感じます(笑)
またPKで活躍が光る①小林航大も小学生から良く知る存在。
同地区のライバルチームに所属し私が技術委員長時のトレセンでも活躍してくれました。
小学生時代から身長170㎝オーバーでアクア春日井のゴールを破るのは不可能と言われていましたね。
そんな小さなときから知っている選手が多くいる地元高校の活躍は嬉しいですね。
2024スタートから能登島地震、航空機事故と大変な事が起こっていますが、日常のあたりまえにありがたみを感じながら特に今年は活動していこうと思います。
年末年始、OBたちの活躍に素直に喜びを感じながら日常に幸せを感じています。
名古屋高校の更なる躍進を応援しております????
遼馬!明日も頑張れ!!