2024/01/04
新年のご挨拶
先週の金曜日は U14が「NORM栄養講習会」を行いました。
NORMとは
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血液検査をして、身体の疲労度、タンパク質の摂取量、糖質の摂取量、鉄分の摂取量等を数値化して、身体の栄養素を可視化することができます。
高校年代のトップチーム、青森山田高校などの強豪校をはじめ、日本代表のプロサッカー選手、板倉滉、三笘薫、田中碧、遠藤保仁なども実施しています。
今回、 新トップチームになるU14の選手を対象に実施しました。
愛知県のジュニアユース年代ではEASTが初めてのようです。
目的は「自分を知る」ことです。
ご飯を沢山食べる。
お肉を沢山食べる。
バランスの良い食事を摂る。
抽象的にはわかっていることも、具体的に何がどれくらい必要なのか?
自分の身体は今どういう状態にあるのか?
これが可視化できます。
フィードバックを見ると、とても興味深い結果になりました。
私達、指導者から見ると「この選手走れないなー」と思うことがあります。
その選手に対して、「もっと走れー!サボるなー!!」と言いたいのが指導者です笑
今回の血液検査のフィードバックを見て、求めても走らないのではなく、走れない選手がいることが分かりました。
そういう選手は鉄分が足りないのです。
鉄は血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンの材料となるミネラルです。ヘモグロビンはグロビンというタンパク質と鉄が結合した物で、主に酸素を運搬する役割を担っています。呼吸によって体内に吸い込んだ酸素は肺でヘモグロビンと結びつき、心臓から動脈を経て体の各組織へ運ばれています
鉄分が不足すると、血液中の酸素が不足し息苦しくなりやすい。
すなわち走ることが困難になります。
そういう選手にいくら求めても無理なものは無理!
ではどうすれば走れるようになるのか?
食事の中で鉄分を多く摂る意識を持つことです。
体内の血液は約4カ月で入れ替わると言われています。
足りないことが分かったので、何をどれくらい摂ればいいのか、後は普段の食事を意識すれば改善されます。
今回は保護者も一緒にフィードバック講習会に参加していただきました。
食事のコーチはお母さん。
保護者の方も栄養意識を高めることで選手のパフォーマンスは必ずや変化していきます。
そして、走れる選手のデータを見ると、鉄分の数値がやはり高いことが分かりました!
また、先日高校サッカー選手権で優勝した青森山田高校の選手のデータも特別に見せてもらいました。
優勝した理由が良く分かります。
このデータだけでは無いですが、あの強靭なフィジカルを支えている中身を知ることができました。
どの数値も圧倒的に高い
U14の選手たちは、また半年後に血液検査を実施します。
今回のデータを基に、普段の食事意識を高める。
今後、パフォーマンスが変わっていく選手が多く見られると思います
私のトレーニング強度も選手の成長と共にあげていきたいと思います
12歳までに頭と神経系に刺激を与える トレーニングメソッド
是非ご参加お待ちしてます