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15歳のサッカー少年が卒団した日〜EAST16期生卒団式〜
2024-03-13 13:37:28
名古屋FC EAST

週末9日(土)はEASTジュニアユース16期生の卒団式が催されました。




毎年この時期になるとやはり寂しくなります。

と同時に、逞しく成長した姿が見られるかなぁーとワクワクする気持ちもあります。


「逞しく成長した姿」とは


卒団証書を一人ひとり私から渡し、3年間の活動を労う。


卒団証書を貰った後、壇上で一人ひとり3年間の活動から感じたメッセージを伝える。


仲間に向けて

親へ向けて

スタッフへ向けて


毎年、感極まり言葉に詰まる選手もいる。


選手、保護者、スタッフ含めて約100人の前で話をするだけでも緊張する。


何回も経験している私もいまだに緊張する。


そんな中、何をどのように伝えるのか?


16期生も堂々と自分の言葉で伝える選手ばかりで成長を感じました。


共通するワードは「人間性」という言葉


「サッカーだけではなく、人として成長できました」


と伝える選手が多かった。


そして、親への感謝。


遠方から来る選手は1時間近くかけて、EASTに通ってくれた。


それを毎回、親が送迎してくれる選手も。

それだけでも頭が下がります。


それに加えて、毎日の食事の用意、後片付け等。


「当たり前ではない」


と思うことが感謝の一歩目。


こんな時だからこそ照れずに「ありがとう」という言葉をみんな伝えてくれていた。


そして、私たちスタッフからも選手、保護者へ祝辞を述べる。



保護者の皆さまにはとにかく感謝しかない。


様々な活動に協力的で、もちろん不満もあったと思いますが、、、信じて選手、チームのサポート第一で支えて頂きました。


改めてありがとうございました。


選手へは「とにかく手が掛かった学年だ(笑)」と。


チーム発足時は、いい加減、わがまま、集中力がない、話を聞いていない、自己中ばかり、、等々。


でも、「団結すると最高に強いチームになれる」素晴らしい学年だったと伝えた。


私も大変勉強になったこの16期生。


個性が強い選手が多く、選手へのアプローチの仕方も多種多様。


バラバラな個性をどのようにまとめることができるか?


それが、監督である私の仕事。


見方を変えれば、「素直で可愛いヤツら♡」ということに気づき、「彼らのハートに火をつける為には?」


手を変え品を変え、アプローチの仕方を考えた。


【一致団結】というスローガンのもと

インターシティカップで全国3位を成し遂げた。


夏過ぎあたりからようやく自走し始める。


そこでまた仲間同士ぶつかることもあった。


ぶつかることはエネルギーがあるということ。


結果的には「彼らのサッカーが大好きだ!」「EASTが大好きだ!!」という想いに助けられた。


最後は「チームのために」と言葉にする選手が増えた。


結果、東海リーグ5位(街クラブでは1位)

そして、県リーグ1部昇格を成し遂げる。



東海リーグ最終戦を終えた後にキャプテンkuugaがスタンドに向けてあいさつをする。


「サポーターの応援があったからこそ、この東海リーグ18節を戦い抜けました。そして残留を決めることができました!ありがとうございました。」


県リーグ1部昇格を決めた後、ムードメーカーmoriがスタンドの後輩達に伝えた。


「必死になって1部昇格したんで、2年生は絶対に頑張ってください!」


最後、頑張れる、踏ん張れるのは


「誰かのために」


という想いかもしれない。


自分だけのためにでは、決して大きなエネルギーにはならない。


先輩から受け継いだ想い、自分の想い、仲間の想い、親への感謝、後輩への想い、チームへの想い


色々なものが掛け算となり巨大なエネルギーを生む!


そんなことを16期生から教えてもらいました。


高校に行ってもそれぞれの道でEASTの選手らしく「リーダーシップ」を発揮してくれることを願っております。


また良い報告を楽しみにしています。


16期生の皆さん卒団おめでとう㊗️


楽しく、アツい時間を一緒に過ごすことができた。


ありがとうございました。



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