2024/01/04
新年のご挨拶
週末9日(土)はEASTジュニアユース16期生の卒団式が催されました。
毎年この時期になるとやはり寂しくなります。
と同時に、逞しく成長した姿が見られるかなぁーとワクワクする気持ちもあります。
「逞しく成長した姿」とは
卒団証書を一人ひとり私から渡し、3年間の活動を労う。
卒団証書を貰った後、壇上で一人ひとり3年間の活動から感じたメッセージを伝える。
仲間に向けて
親へ向けて
スタッフへ向けて
毎年、感極まり言葉に詰まる選手もいる。
選手、保護者、スタッフ含めて約100人の前で話をするだけでも緊張する。
何回も経験している私もいまだに緊張する。
そんな中、何をどのように伝えるのか?
16期生も堂々と自分の言葉で伝える選手ばかりで成長を感じました。
共通するワードは「人間性」という言葉
「サッカーだけではなく、人として成長できました」
と伝える選手が多かった。
そして、親への感謝。
遠方から来る選手は1時間近くかけて、EASTに通ってくれた。
それを毎回、親が送迎してくれる選手も。
それだけでも頭が下がります。
それに加えて、毎日の食事の用意、後片付け等。
「当たり前ではない」
と思うことが感謝の一歩目。
こんな時だからこそ照れずに「ありがとう」という言葉をみんな伝えてくれていた。
そして、私たちスタッフからも選手、保護者へ祝辞を述べる。
保護者の皆さまにはとにかく感謝しかない。
様々な活動に協力的で、もちろん不満もあったと思いますが、、、信じて選手、チームのサポート第一で支えて頂きました。
改めてありがとうございました。
選手へは「とにかく手が掛かった学年だ(笑)」と。
チーム発足時は、いい加減、わがまま、集中力がない、話を聞いていない、自己中ばかり、、等々。
でも、「団結すると最高に強いチームになれる」素晴らしい学年だったと伝えた。
私も大変勉強になったこの16期生。
個性が強い選手が多く、選手へのアプローチの仕方も多種多様。
バラバラな個性をどのようにまとめることができるか?
それが、監督である私の仕事。
見方を変えれば、「素直で可愛いヤツら♡」ということに気づき、「彼らのハートに火をつける為には?」
手を変え品を変え、アプローチの仕方を考えた。
【一致団結】というスローガンのもと
インターシティカップで全国3位を成し遂げた。
夏過ぎあたりからようやく自走し始める。
そこでまた仲間同士ぶつかることもあった。
ぶつかることはエネルギーがあるということ。
結果的には「彼らのサッカーが大好きだ!」「EASTが大好きだ!!」という想いに助けられた。
最後は「チームのために」と言葉にする選手が増えた。
結果、東海リーグ5位(街クラブでは1位)
そして、県リーグ1部昇格を成し遂げる。
東海リーグ最終戦を終えた後にキャプテンkuugaがスタンドに向けてあいさつをする。
「サポーターの応援があったからこそ、この東海リーグ18節を戦い抜けました。そして残留を決めることができました!ありがとうございました。」
県リーグ1部昇格を決めた後、ムードメーカーmoriがスタンドの後輩達に伝えた。
「必死になって1部昇格したんで、2年生は絶対に頑張ってください!」
最後、頑張れる、踏ん張れるのは
「誰かのために」
という想いかもしれない。
自分だけのためにでは、決して大きなエネルギーにはならない。
先輩から受け継いだ想い、自分の想い、仲間の想い、親への感謝、後輩への想い、チームへの想い
色々なものが掛け算となり巨大なエネルギーを生む!
そんなことを16期生から教えてもらいました。
高校に行ってもそれぞれの道でEASTの選手らしく「リーダーシップ」を発揮してくれることを願っております。
また良い報告を楽しみにしています。
16期生の皆さん卒団おめでとう㊗️
楽しく、アツい時間を一緒に過ごすことができた。