Himawari AはFCマルヤス岡崎さんと試合を行いました。
一次予選の最終節ということで二次進出は叶いませんでしたが、再開するリーグ戦にむけて良いスタートをするためにも良い結果を持ち帰ろうと話し、試合に臨みました。
この日はチームの空気感がふわっとしている事が試合前の心配事でした。
ユニフォームへの着替えやピッチ内のアップ強度や質など、どこか集中しきならない空気感を感じていました。
そしてそんな不安はものの見事に試合の入りに直結してしまいました。
平日のトレーニングや試合前のミーティングで確認した部分をピッチ内で表現できず、受けになる時間が多くなってしまいました。
ボールホルダーへのサポートを多く作り、ロストしてもすぐ回収にいけるオーガナイズをする事、受けのアクションのタイミングが合わない、弱い事でボールを進められない場面が前半には多くありました。
相手のシステムとの噛み合わせによって現れるこちらの優位をもっと共有してそこからのつながりを持って準備や判断できれば後半のようにボールを保持できる時間がもっと増えたと思います。
後半は特に有効なチェンジサイドがいくつかあったことによってサイドで仕掛けに行ける回数が増えました。
ここからの課題はサイドを突破する事にもなりますが、ボランチを使った展開から意図的にサイドに出口を作って仕掛けにいける場面を増やせると良いと感じました。
また、ボランチが捕まったときの最終ラインからの出口を誰が担うのかも課題ですが、インサイドハーフが降りる、サイドバックが中に入るなどの工夫の引き出しを多く持てると良いとも感じました。
守備ではやはり1stが遅い、緩いことで後ろが狙いにくいこと、必死になって死に物狂いでボールを奪う姿勢やメンタリティが物足りません。
遠征最終日の試合とは比べものにならないくらいだったのは、選手の皆さんはよく分かるはずですが、サッカーは綺麗なプレーだけでは残念ながら成り立ちません。負けたくない気持ちからくる球際の激しさ、攻守にわたって走り続けること、そこにフットボールインテリジェンスが加わる事で初めて「闘う」事ができると思います。
失点しても相手に立ち向かうメンタリティもまだまだ足りません。
足りないものばかりですが、ある意味それは当たり前の事です。足りないものが多いのはこれからできるようになる事が多いと言う事なので、しっかり自分の足元を見つめ直し、整理してまたトレーニングしていきましょう!
お疲れ様でした。