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15歳のサッカー少年が有終の美を飾る〜U15東海リーグ最終節〜
2024-10-20 20:50:45
名古屋FC EAST

昨日はU15東海リーグ最終節が行われましたサッカー


「自力で残留を決める」


リーグが再開してからの合言葉



直近の成績は

9/23 フェルボール 0-0

9/29 静岡学園中 0-1

10/5 浜松開誠館中 1-1


粘り強く戦っているものの、勝ち星を上げることはできていない。


一方相手は直近3試合で2勝1敗


前節でリーグ2位のグランパスに5-4で競り勝っている。


残留したい気持ちは相手も同じ。

そして、追い込まれた人間は強いということも前節で証明している。


そんな状況の中での直接対決炎


結果はいかに。。



試合の入り、相手はラフにゴールに迫ってくる。

この試合のモチベーションをそこで確認した。


決して諦めていない。


試合の展開は相手のビルドアップに対してこちらのプレッシングをどう合わせるか?


トレーニングで確認してきた展開になった。


中盤で相手のボールを引っ掛けるシーンが目立つようになる。


しかし、守備→攻撃の精度が低く中々ゴールに迫ることができない。


途中からプレッシングの方向づけをはっきりし、右サイドでボールを奪う回数が増えた。


そこからのクロスで何度か決定機を迎えるもゴールネットを揺らすことができない。


相手の粘り強い守備でシュート精度は落とされた。



ハーフタイムは今現状のプレッシングの確認と、もう少し前で奪う為の変更プランも提示した。


前線で奪いたいFW陣と後ろを安定させたいDF陣


その心理をついてくるのが相手のビルドアップ

その裏を突くようにプレッシングの「駆け引き」をする。


この東海リーグで彼らに伝えてきたことの総まとめの授業になった。


最後にふさわしいゲーム内容。


そして、得点を取るには今日はクロスだなと伝える。



前半からそのカタチは見られた。

あとはタイミングと場所を合わせるだけ。


これも再三トレーニングを積み重ねてきた。


これまでのトレーニング内容を実践すれば、自ずと得点は取れると感じた。


後半は、疲弊してきた両翼を変える。


shoui、keigoを投入し、活性化を図る。


惜しい場面を演出するも得点には至らず。


相手もフレッシュな選手を投入し、総力戦の様相になる。


ならばこちらもフレッシュな選手を投入する。


疲労が見えたインサイドのポジションにfuma、kanata、そして先頭にriki


彼らは県リーグでパフォーマンスを高めている選手。





翌日の県リーグも考え、出場時間をコントロールした。


そして、これが的中する。


残り1分


背後に抜け出したriki


深くまでエグってクロス


走り込んだのはkanata


再三トレーニングを重ねてきたカタチ


会場のボルテージがMAXになる瞬間は、東海リーグ初招集の男が!


しっかりと押し込み値千金のゴール!!


1-0


劇的ゴールで勝ち点3をゲット!


自力で、直接対決で見事に勝利を収め有終の美を飾った!


予想だにしない劇的な幕切れはEASTっぽさの象徴かもしれない。


昨年も、一昨年も見てきた光景。


直向きに真面目にコツコツ日常を過ごしてきたからこそ、コレがある!


そして、この日の起用に応えてくれた県リーグ組の躍動が更に嬉しさを倍増させた。


東海リーグメンバーだったけど調子が上がらず、苦しみながらも県リーグで調子を上げて、最終節でメンバーに再度選ばれたriki


この三年間で、思い通りの立ち位置にいけなくてもコツコツと努力を積み重ねてきたkanata


最後の最後に東海リーグメンバーに選ばれて、尚且つ結果を出した!


いつもニコニコ明るいチームのムードメーカーだけど、見えない所では思い悩んだ時間があることは容易に想像できる。


だからこそ、報われて、そして、最後に結果を出してくれたことはとても嬉しかった。


彼だけではない。


EASTにはそういう選手が沢山いる。


いや、むしろそんな選手ばかりだ。


だからこそ、苦しい試合をものにすることができる数が多いのかもしれない。


毎試合、日替わりでヒーローが誕生する。


誰かに頼るのではなく、全員が主人公になりえる。


そんなカラーが、特に今年のチームの象徴だと思う。


状況的に、残留の可能性は大いに高かったのは事実。


緩みがちな雰囲気を引き締め、選手たちが主体的取り組んだこの2週間。


最高の結果で最終節を締めくくることができた。


先輩たちから受け継いだバトンを次の世代に繋ぐ。


決して簡単ではないこのリーグ。


17期生も見事に成し遂げることができた。


これで掲げた目標の2つ目を達成。


あと2つ残っている。


県リーグTOP昇格と高円宮杯全国大会出場。


簡単な目標ではなく、だからこそ挑戦しがいがある。


これまで達成したクラブユース全国大会出場とU15東海リーグ残留も、かなりの難題である。


でも有言実行で成し遂げたからこそ、期待せずにはいられない。


まだまだ15歳の成長は終わらない。


また全員でトレーニングで積み重ねていこうアップ



「高円宮杯JFAU-15サッカーリーグ2024東海」

第18節

10月19日@元浜サッカー場

vs ヴィアティン三重

前半 0-0

後半 1-0

total 1-0

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