2024/01/04
新年のご挨拶
初戦に勝利した翌日、ベスト4をかけて刈谷JYさんと対戦でした
クラブユース選手権東海大会に続く再戦
相手はリベンジの気持ちが強いはず
それを我々は上回るモチベーションで臨む
結果はいかに。。
この日も朝からテンションが高かった。
朝のバスの中の表情
ミーティングの顔つき
w-upの雰囲気
彼らの表情を見て、強気な戦略を取ろうと決めた。
前半からアグレッシブにいく。
攻撃的なスタイルを標榜した。
前線からのプレッシングが効く。
が、相手もすぐに対応し、それをズラしてくる。
そして、更にこちらも修正する。
そんな戦術的な攻防の応酬が見られた序盤
こちらのカウンターが炸裂する
昨日に続き、ピンチを凌いだあとのコレクティブなカウンター
ミーティングで確認した【強度】の要素、「チャンスのスプリント」でまたもや2.3人が走る
右サイドを駆け上がったkantaが意表を突くシュート
GK弾く、、、
そこに詰めていたのはken
鮮やかに決まった!
1-0
みんな応援メンバーに駆け寄る!
更に彼らのテンションは高まる????
ピッチ上との相乗効果でHOMEの雰囲気を更に強める!
追加点も早かった。
ドリブルで中央を抜け出したkaito
これも意表を突くミドルシュートはニア上に突き刺さるゴラッソ!
エースの2試合連続弾が火を吹いた????
2-0
テンションは高まる
が、こういう時こそ気をつけなければならない。
相手は能力が高い
得点が取れるストライカーもいる。
案の定、警戒していた選手に抜け出され、対応したが一瞬早くシュートを打たれる
ファーで詰めていた選手にプッシュされる
1-2
一瞬フワッとした時間帯にやられた。
その後、早くも相手はパワープレーに。
能力の高いCBをFWに上げてくる。
こちらの2CBと相手2TOPとの真っ向勝負
お互いに意地とプライドのぶつかり合い
痛感の失点は警戒していたロングスローから
hajiがキャッチしたかに見えたが、FWに直前で触られこぼれ球を押し込まれた
2-2
前半のうちに振り出しに戻る。
相手のレベルを考えれば、これくらいは想定内
ただ、選手たちはテンションが落ちた状態でハーフタイムを迎えた。
私の仕事は戦略の確認とモチベーションを上げること!
彼らのハートに再び火をつける????
「タフな戦いになると言ったはず。こういう展開を望んでいた。そして、俺たちがこの試合を制す!」
選手の表情が生き返った。
後半はギアが上がった!
シュート数は後半も7本
あと少しまで迫るが、相手も粘り強く対応する。
CKも増えるが、精度を欠く
相手もあの手この手で監督が指示を飛ばす
当然ながら、勝ちたい気持ちは相手も強いのだ。
私たちは選手がピッチ上で声をかけ合う。
この高円宮杯に向けて準備してきたことは
「主体性」
前日に続き、相手の対応を自分たちで解決する。
トレーニングやこれまでの試合で充分に学習してきた。
私たちが目指す「3年間の育成」の最終章は【自立】
選手がピッチ上で躍動する。
問題を自分たちで解決する。
勝利の為に自分自身をチームに捧げる。
そんな姿を今年もこの高円宮杯で見ることができた。
後半はスコアレス
そして、前後半10分ずつの延長戦でも決着はつかず。
運命のPK戦へ突入
残り2分でPKを想定しGK ayaを投入した。
事前に正GK hajiにも話をして決めた。
個々が育っている。
だから私も決断できた。
夏のクラブユースの再来
PKキッカーは責任を持って私が使命
結果の責任は全て監督の私にある。
1番はkaito
止められてしまう。。
2番はfuma
自信が無く蹴りたくないっと言っていたが、彼の前向きメンタルを信じた。
強気でど真ん中に打ち込む
3番目はkanta
彼は自信がある。
しっかりとGKと駆け引きし冷静に決める
ここまで2-2
相手の3本目
ここで ayaが見せる!
それまでも方向は合っていたのでそろそろと思っていた。
しっかり止めて振り出しに。
4本目はkanata
途中出場のこの男の特徴はキックがうまい。
そして、こういう舞台が好きなやつ。
しっかり決めた。
流れが来たかな…。
会場の雰囲気もそんな空気になった。
相手の4本目
ayaがドンピシャで止めた!
この男はやはりPKに強い!!
次、決めたら勝ち
5番目に指名したのはキャプテンのseima
締めくくりに相応しい
彼が外すわけないとみんなが思っている。
キャプテンとしていつも先頭に立ってチームを引っ張ってくれている男
みんなからの絶大なる信頼
いつも通り冷静に決めた。
この瞬間、ピッチに傾れ込む選手たち
そしてベスト4進出を決めた!!
「ホントすごい奴らだな」
喜ぶピッチ上の選手たちを見ながらスタッフ間ではそんな会話がなされた。
夏のクラブユースに続き、PKでの勝利
あの時の映像が甦る
もう一度、皆んなで全国へ
更にその想いが強くなった。
準決勝は浜松開誠館中学校さん
東海リーグでは前期後期ともにドロー
東海リーグの中でも1番粘り強さがあるといっても過言ではない、好チーム
準決勝も間違いなくアツイ戦いになる
今週で敗退したチームは公式戦が終了するチームが多い。
私たちは1週間また準備ができる。
このことに感謝しながら、皆んなで最高の準備をしていこう
「高円宮杯JFAU-15東海大会」
2回戦
11月4日@四日市緑地
vs 刈谷JY
前半 2-2
後半 0-0
延長前半 0-0
延長後半 0-0
PK4-2
ベスト4進出☆
次なる戦いへ向けて
合言葉は「HOME 口論義へ帰ってくる」
【高円宮杯JFA第36回全日本U-15サッカー選手権大会 東海大会】
準決勝
11/9(土)10:30KO vs浜松開誠館中学校
@岐阜フットボールセンター
決勝
11/10(日)13:30KO
@口論義サッカー場