2024/01/04
新年のご挨拶
昨日は「 EASTフットボールアカデミー」の開催日でした
アカデミー情報は久しぶりの投稿です
EASTフットボールアカデミーとは?
U12を対象にジュニアユース年代で必要とされる技術、戦術、動作をトレーニングするスクールです。
EAST U15監督の私が、U15東海リーグやクラブユース全国大会で感じた上のレベルで求められる技術・戦術要素をジュニア年代の早い段階から伝えていくことを目的にしています。
ジュニア年代の選手たちが、漠然と日々トレーニングするのではなく、次のステージを見据えて、正しい努力をしていく、そんなきっかけになればと思っています。
さて、11月のテーマは「コントロール」です。
具体的に言うと、次のプレーを考えた中でのコントロールを意識させました。
日曜日にU12全日愛知県大会を視察に行きました。
U12の監督を離れてしばらく経ちますが、定期的に12歳の選手たちのプレーを観察にいきます。
最近の傾向としては、技術レベルは本当に上がってきており、うまい選手は多いなと感じます。
ただ、一方で怖い選手(武器がある)が少なくなってきた。
似たような選手が多い気がします。
みんなボランチやれるような選手といいましょうか。
日曜日にも8試合くらい見てそう感じました。
その上で、昨日のトレーニングを行いました。
最初のドリルトレーニングでは、コントロール場所を複数持てるようには?
まず、認知できているか?
認知を助ける身体の向きは?
ギリギリで判断を変えるには?
そもそも、判断を変えられるような動作になっている?
楽しみながらも、頭と身体に刺激を入れていきます。
続いては2vs1×2vs1のトレーニング
ファーストコントロールのアイデア
一気に3vs1を作る方法
相手が反応したらキャンセルできる?
オフザボールの選手の関わり方
離れるのか?寄るのか?
パスの質とは?
ベーシックなトレーニングの中にうまくなる要素を詰めていく。
バラバラな要素ではなく、ひとつができるようになれば一気にうまくなるように設定していく。
集中力が増した時にはノーミスでしたね。
続いて3vs3+1Fの複数ゴールゲーム
どこに立ったらゴールできる?
ファーストコントロールでゴールするためには?
身体の向き、ステップワークで選択肢が広がるよ!
3連続ゴールで勝ち!
という設定にすることで連続してプレーすることの習慣化を促す。
そして、次の次を予測できるような認知と思考に。
これだけでトレーニングの強度はかなり増します。
選手たちは「ゼェゼェハァハァ????」
頭も身体も負荷が高かったようです
最後のゲームでは、怖いプレーを意識させる。
すなわちゴールを目指していく為には?
サッカーの本質を追求しました。
昨日だけでも意識が変わる選手がいる。
いや、12歳の選手はどんどん変わっていく。
大切なことは頭と身体が柔軟なうちに刺激を入れて良い変化を導いてあげること。
後は選手たちが普段日頃から習慣になるように意識して、正しい努力を積み重ねていく。
また次回は2週間後
同じテーマでトレーニングを継続する。
今日よりもうまくなっている選手が増えていることを期待します!
*今年度のアカデミー選手は定員に達しています
来年度2025年度の選手募集(新U12が対象)はこのブログにて12月頃リリースさせていただきます。
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