新人大会
2025-01-14 17:05:00
大治サッカースポーツ少年団
新人大会はPKで敗戦となりました。悔しい顔をしていたので安心しました。こういう時に感情が自然に出るのは試合に勝ちたいという強い気持ちがあったからだと思います。この大会、2試合やりましたがストレスなく見ることができましたがそれは元気よくプレーしていた、自分たちでやっていたからです。年々、ベンチから指示を出すことは減っています。それはプレーすべき選手が考えて戦うべきでだと思うからです。もちろん、こうやってプレーしようということは試合ごとに説明します。ただ、サッカーに同じ局面はあまりなので最後は本人の判断になります。そこは尊重します。それもあり、これもありだからです。こうやった方が良いという説明はします。大切なのはそれは何故かという理由がわかっているか。理解できているかです。例えばクリアしたらラインは上げよう。コンパクトにしようと。じゃあ、なぜコンパクトにする必要があるのか。サイドチェンジをしようといいます。なぜサイドチェンジをする必要があるのか。選手は素直です。こうしようと言えばやります。でも、先に書きたいように理由をわかっていないでやってはロボットと同じです。理由があります。その理由から逆算してプレーを選択する。そうすれば応用が効くようになります。その経験がサッカーを続けていく上で大きな財産になる。その財産を少しでも多く持って卒団してほしいのです。もちろん、ガッチリ決めて言った事をやらせていれば、もう少し勝つ確率は上がると思います。でも、僕が思う財産は残らない。僕の中では勝つ事より経験、財産の方が圧倒的に大きいのです。だから勝つ事に興味がないと言い切る事ができる。誤解しないでほしいのですが勝ちたくないわけではないです。もちろん勝ちたいです。でも、そこよりも大切に思っている部分があるのです。今回は負けてしまいました。でも、2試合とも強度の高い試合でした。楽しかったと思います。TMとは違ったと思います。こういう経験が成長に繋がると思います。試合後、話しましたがみんなとサッカーの関わりは始まったばかりです。この大会の経験を今後に繋げてほしい。それが僕の思いです。