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15歳のサッカー少年が全国大会出場を決める!〜U15日本クラブユース東海大会④〜
2025-07-03 09:37:34
名古屋FC EAST

週末はU15日本クラブユース選手権東海大会順位決定戦が行われましたサッカー


この試合、勝利したチームが全国大会出場が決まる炎


負けたチームは出場できない。


大会関係者が一番面白くて熱いゲームだと期待を寄せる大一番!


当事者チームは胃が痛い?笑


3年連続でこのヒリヒリ舞台を経験させて頂いております。。


初年度は逆転負け、、

昨年はPK戦勝ちで悲願の全国大会初出場を決めた!


そして今年は?!



お相手は奇しくも昨年と同じ

刈谷JYさん



長らく愛知県の街クラブを牽引している強豪チームです。


昨年は我々に負けているため、リベンジの気持ちは強いはず炎


しかし、こちらも意地とプライド、そして強い想いがある。


昨年、応援スタンドから見ていた先輩達が成し遂げた軌跡。



今年は自分たちが、あの景色を見るんだ。

そして、仲間たちにも見せ、一緒に喜びたい。


そんな想いで臨んだ一戦。



結果はいかに。。


試合の入りからお互いに気持ちの入った激しいプレーが続く。


一進一退の攻防からファーストチャンスをつかんだのは我々


CKのチャンス


raikiが蹴ったボールはGKを越える軌道でファーサイドへ


思わずベンチから「ナイスボールだ!」と声が出る。


頭を出したのはsora

ファーポストに激突しながらも気持ちで押し込んだ。


1-0 先制!


今大会、激しいマークに合い中々、得点を取れていなかったが、この重要な一戦でエースが結果を見せる。


そして、応援サポーターは歓喜の雄叫び!


この日、花はすフィールドに集まってくれた名古屋FCファミリー応援団は100人以上


トップチームの弟分である、EASTU13.U14の選手やFCの選手たち。

そして、この地域で活動しているWESTのメンバーが全員集まってくれた!


最高のHOME環境を作ってくれた????


それに応える先制ゴールだった。


監督である私の心理は、、、

「またか、早いな。。。」


今大会、3戦連続の先制ゴール

そして、どの得点も開始5分以内で取っている。

試合の入りはすこぶる良いのだが、、


2回戦の三重アカデミー戦では、先制点の後、守りたい心理が働き積極性を失う。

その後、終了間際に追加点を2点奪えたから良かったものの、私の印象は余り良くないゲームだった。


そして、先週3回戦のフェルボール戦でも最先良く先制点を奪えたが、相手のギアが上がりこちらは守勢に回った。

この日も勝ちたい気持ちが先行しすぎて、積極性やプレーの雑さが目立ち、最終的には後半にひっくり返された。


そして、今日も同じ展開。


得点を取った後、「0-0の気持ちで行くぞ!同じ失敗はしないぞ!」


キャプテンyudaiがピッチ上で吠える。


今日はアグレッシブに戦えそうだ。

そう思えたシーンだった。


戦前の予想とは違う相手の配置

守備の確認をピッチ内とベンチで共有する。


こういう時の戦術担当はreiya

すぐさま私が彼に伝え、ピッチ内で彼が発信して共有する。


「賢く戦う」


EASTのコンセプトのひとつ。


これが無ければ能力の高い相手に太刀打ちできない。


ここでもリーグ戦を通じて積み重ねてきたものが、武器になる。


それでも、前線のスピードのあるFW、右WBの突破力に手を焼いた。


最後の場面で身体を張り、決定的な場面は作らせない。


あっという間にハーフタイムを迎えた。



戦略の確認。

そして、メンタリティの確認。


キャプテンyudaiとtakumaに問う。


「システム変えるか?」


「いえ、このままで大丈夫です!」


彼らの回答は1対1重視で戦うということ。


「責任感」

そして

「自立」


この大会を通じて更に芽生えてきた。



後半はよりボールを持つことを意識させた。

先週、足りなくて、今週のトレーニングで取り組んできた部分。


後半、koutaro、toutaの右サイドを中心に攻める。


このコンビはこの一戦の為に用意した布陣。


彼らの特徴をより出すことでチーム力を上げる。


その狙いが功を奏した。


一方、先制点の代償がじわじわと現れてくる。

soraの負傷。。。


先制点の際、ポストに激突した時に筋挫傷を起こした。


トレーナーに固めてもらってなんとかプレーしていたが、本来の爆発的なスピードは影を潜める。


それでも、ピッチ上にいることでチームの士気を高めたかった。

エースとはそういう存在だ。


が、限界かな、、という判断。


ベンチにはまだまだ頼もしい選手が控えている。


交代カードはtomo


献身的に前線からのプレッシングを行える選手


今大会では、中々出場させてあげられていなかったが、ベンチからいつもポジティブに仲間を鼓舞してくれていた。


こういう選手の存在がチームの一体感を生む。


そして、必ずこういう選手は活躍する。


soraと交代で先頭に入る。


前線で得意のポストプレーで基点を作る。

ボールを収めるプレーが特徴的な選手。


中央でポイントを作りサイドへの展開をスムーズにした。


また前線からのプレッシング強度を上げてくれた。


最後は相手のパワープレーで前に放り込まれる。

こちらも後ろ重心にしてしっかりと跳ね返す。


パワーには屈しないように固く守る。

中盤で2ndボール回収が得意なshionを投入し、ゲームクローズに入った。


そして、歓喜の瞬間が訪れる。


試合終了のホイッスルと同時に、ピッチに傾れ込むベンチメンバー


そして、スタッフはガッツポーズとハイタッチ!


2年連続、全国大会出場が決まった!!



そして、サポーターの所に駆け寄る。

みんなで抱き合う!


ピッチで出場している選手も、ピッチ外から応援している選手も同じ想いでトレーニングから積み重ねてきた。


【一致団結】


試合に出場している選手だけではなく、出場している選手もしていない選手も全員がチームにプラスを与え、チーム力を上げる。


同等の価値があるのだ。


そして、全国出場という結果はサポートメンバーも一緒に成し遂げたものだ。


チームとは誰ひとり欠けても成立しない。


18期生、3年生全員が一丸となった結果だ。




昨年見ていた先輩たちの歓喜


ここに辿り着くためには、こんなにキツくて苦しいものだったのか、、、


経験して、実際に分かるもの。


目に見えない努力。


そして、成し遂げた時、こんなに最高な気持ちになるんだ!


昨年、あの日、見ていた景色はやはり最高の気分なんだなと。


全国大会出場を決めると沢山の周りの人達が喜んでくれる。


家族、仲間、後輩たち。


今度は自分たちが、周りの人を幸せにできた。


18期生の悲願達成は遠いと思っていた「全国」という目標を17期生が目の前で現実に見せてくれたおかげでもある。


やればできるのだと。


そして、それをまた19期生、20期生の後輩たちへ受け継いでいく。


15歳の夏、いざ北海道へ✈️

最高の思い出を全員で作りに行こう。


また新たな戦いが始まる。


【一致団結】で今年も全国で旋風を起こす!!





運営して頂いた大会関係者の皆様、いつも身近でサポート頂いている保護者の皆様、交流頂いているチームの皆様、後輩たち、いつも応援してくれている県内や全国の指導者仲間等


全ての人達に感謝し、全国でも精一杯頑張ります。


東海大会での沢山の方々の応援ありがとうございました。


EAST U15監督

中尾



「第40回日本クラブユースサッカー選手権 U15東海大会」

順位決定戦

6月28日@花はすフィールドあいさい

vs 刈谷JY

前半 1-0

後半 0-0

total 1-0


全国大会出場決定キラキラ

2年連続2回目



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