強化マッチレポート
U14の合宿地山梨にて、浦和レッズさんに来てもらい全国大会に向けてU15強化マッチを行いました![]()
【U15 強化マッチ第二弾】
vs 浦和レッズ
11月23日 @ 山梨県いこいの杜
40分×2本 + 20分×1本
①0-0
②0-1
③1-0
この日はU14に続き、U15も全国大会に向けて強化マッチ第二弾。
相手は全国大会ストレートインを決めている 浦和レッズ
第一弾の松本山雅戦につづき、全国トップレベルとの貴重な対戦となった。
そして
どこか予選リーグ初戦0-0のドローで終わった「夏のクラブユースの続き」のような空気も漂う、緊張感のある試合となった。
⸻
■1本目:0-0
試合の入りから強度は非常に高かった。
最初にチャンスを作ったのはEAST
前線からのプレッシングがハマり、何度もフィニッシュに持ち込む。
プレッシングからのフィニッシュまで過程は狙い通り。
しかし…
永遠のテーマと言っていい 決定力 の部分で仕留めきれない。
《1本目フィニッシュの数(枠内)》
•EAST:6(4)
•レッズ:3(2)
内容では上回っていただけに、「もったいない」と思える前半だった。
⸻
■2本目:0-1
後半に入ると、こちらもアプローチスピードをさらに上げ、強度をもう一段上げて挑む。
しかし、それに合わせてレッズもテンポを上げてくる。
特にワンタッチの連続でプレッシングを剥がす力はさすが
中央突破から CB vs FW の1対1 を作られ、最後は剥がされて失点
0-1
Jクラブには、状況判断・技術・身体能力のすべてを兼ね備えた“個人”が必ずいる。
まさにその質を見せつけられた形
失点の原因は明確で、後半のアグレッシブさ故に「ここはリスクになるかも」と想定できていた部分だった。
ただし、今回はあえて選手たちのチャレンジを尊重。
その結果と原因を共有し、次につなげるための失点となった。
⸻
■3本目:1-0
ようやくゴールネットが揺れたのは3本目
サイドで仕掛け、クロスから流し込んだ。
普段のトレーニングで積み上げてきたパターンを試合で再現してくれた。
これが全国前の強化マッチとして、何より価値のある瞬間だった。
⸻
■まとめ:全国への“課題”と“手応え”
結果としては
3本合計:1-1
ロースコア故に内容は非常に濃く、全国大会へ向けた課題と成果がはっきり見えた一日だった。
•プレッシングの質
•決定力
•強度の継続
•リスクマネジメント
•個の局面で勝ち切る力
・ 戦術眼
どれも全国で戦うために欠かせない要素
その基準を、選手自身が改めて肌で感じるゲームとなった。
と同時に自信も深めることができたと思う。
そして、横で見ていた U14の選手たち にとっても、
「これが全国を目指すチームの強度だ」という明確な基準を示すことができた。
冬の全国へ向けて、また一歩前進。
非常に有意義な強化マッチだった。
第三段のグランパス戦へ続く。。