「HMMTnight」
彼らと過ごした1シーズン。
デソーニョとして初めて挑んだU13リーグは、うしろから数えたほうが早い順位で幕を閉じた。
結果だけでもないのだが、人事異動となった私は、大波のように押し寄せる自らの「できない」に溺れる日々だった。
そしてなんども話すのだが、
「夢を持つことは良いことだ」
と言い聞かせ生きてきた自分にとって、
夢が無いことに気づいた時、完全に地に落ちた。
「楽しい」も「やりたい」も「やりたくない」も特になくなった私であった時訪れた遠征。
まるでタカトくんの携帯電話にくっついたラブブのように始まった遠征は1,2日目、間違いなく何もなく終わった。

2日目の夜、じろーさんとタカトくんと私の3人で机を囲み、話す機会があった。
これがいわゆる「HMMTnight」である。
じろーさんの熱い話を聞き、何をやってんだと感じる私に、ある一通のLINEが届く。
「21時まで自主練します」
送り主は、弟のような存在である彼らからだった。

彼らは誰一人残らず全員、夜グラウンドの管理人に許可を得て、人工芝のナイターをつけてもらい、ボールを蹴っていたのだ。
嬉しくて仕方がなかった。
1年間を通して彼らに伝わったことは何もないと思っていた私にとって、この彼らの行動はどんな事より嬉しい事だった。
伝わっていたのだ。
サッカーが好きで、好きだからボールを蹴る。
この熱くてかっこいい想いが。
今の私にできること。
それは楽しさを伝えることだと思う。
ワイワイやる楽しさも、真剣にやる楽しさも。
この中央にある絶妙なやつも。
チームの誰よりもそれができる自信がある。
だから今日も私は半袖半ズボンの練習着をジャージの下に着て、1日を過ごす。
どんなときも、目の前にボールが転がってきたら一緒になって蹴れるようにね。
ユースの彼らと過ごすこの1年。
素晴らしい1年にしたいと思う。
口下手で、
特別サッカーが上手いわけでもないけど、
俺には想いがある。
だからやろうぜ。
もう俺たちでクラブの目標達成しちまおう。
行くぜデソーニョ。
旅は続く。
毎日デソブロ しゅうま編
ありがとうございました。
CLUB CRECER de SONHO
クラブ クレセール デソーニョ