一般の子と比較して、ハードな練習をこなすジュニアアスリートでは
・多くのエネルギーを使う
・筋肉を傷つけることになる
・骨や腱にも負担をかける
・筋肉や内臓、精神的にも疲れがたまる
・日焼けも相まって、肌トラブルが起きやすい
・脱水症状を起こすことがある
・成長に必要な材料がエネルギーとして使われてしまうことがある
・出来や成績など結果によってストレスを感じることもある
など、サッカーが楽しい!だけではない現実が伴うので
それを補うための栄養摂取が必須です
ベースの3食をしっかり食べることはもちろんですが
1度に食べられる量×3回 では十分に摂りきれない可能性もあり
栄養を出来るだけ切らさないための「分食」のメリットを得るために
補食・リカバリー食が必要なタイミングでは必ず摂るようにしましょう
練習前・試合前…今から使うエネルギーを満たす
炭水化物を中心に
開始の1~3時間前までに 少しずつ分けて食べてもOK
筋肉へのエネルギーが満たされ、走れる・反復できる
脳へのエネルギーが満たされ、最後まで練習に集中できる・思考、判断力が高まる
筋肉や骨・腱を守る
試合時など、食事を一度に多く摂れないときのつなぎとして(次まで時間が短い場合)
練習後・試合後…身体の修復と疲労回復
炭水化物とたんぱく質を同時に
終わったらできるだけすぐに 次の食事に影響しない量でOK
使ったエネルギーをチャージし直す
筋肉や骨・腱を守り、強化する
疲れを持ち越さないことで次の練習や試合でのパフォーマンスを維持する
試合時など、食事を一度に多く摂れないときのつなぎとして(次まで時間がある場合)
夜食…成長促進
炭水化物とたんぱく質を同時に
筋トレとの併用で筋肉の合成が促されます 脂っこいものは不向き
筋肉や、骨・腱を守り増強させる
成長ホルモンの分泌を促進
保護者のみなさま
選手たちへの食事のサポート、いつもありがとうございます
サッカーの練習や試合の後は、6~8時間の間そのまま代謝が高い状態が継続します
レバンテは、平日は夜に練習があるので
夕食はもちろん食べるのですが、夜食がプラスできるとよりフィジカル強化への近道となります
「寝る前の筋トレとたんぱく質摂取の併用で筋肉の合成が促された」との研究があるので、意識できるといいですね
公認スポーツ栄養士 森映子