お正月休みが明けて、1週間ほどが経過しました
練習もこなしつつ
家族や親戚との時間をゆっくり過ごした選手も多くいますね
そんなお休み明け。
寒さも重なり、生活リズムがイマイチ戻っていない選手はいませんか?
生活習慣を整えておくことは
取り組んでいる食トレの効果を最大まで引き上げてくれます
サッカーのためのスタミナや身体つくりにしっかり生きて
免疫力も高まることで感染症にかかりにくい腸内環境にしてくれます
自己管理ができるようになると
今後のコンディション調整がしやすくなります
キーポイントは
栄養・運動・休養を共存
です
栄養循環がよくなる
食べ物を消化する「胃」と
栄養を吸収する「腸」は
「食トレ」することで常に鍛えられています
胃と腸がどれだけよく働いてくれるかで
自分の身体にどれだけ生かされるかが決まります
食べたものから得た栄養を材料にして
① 強い身体をつくる
② エネルギーを生み出す
③ 感情をつかさどるホルモンをつくる
ので、
胃腸が鍛えられているかどうかは重要事項!
食べるから動ける!
食べるから身体や心が強くなってる!
を振り返って実感しよう
休トレにも目を向けて
休養は、身体の成長と修復に必須です
練習をハードにすれば、上手になる?身体がどんどん強くなる?
決してそうではありません
有名な選手も、運動した分に見合った休養をとても大事にしています
運動は、身体を傷つけて壊します
そのため、
食事で、材料を得て
休養で、なおしています
休トレ① 入浴
湯船に浸かりましょう
深部体温を上げると、そのあとの睡眠の質を上げてくれます
寝る1時間前に入浴を終えるのがいいとされています
アロマや入浴剤を入れるとリラックス効果が期待できます
深いお風呂に浸かると水圧が強くなり、筋肉のマッサージ効果にもなっています
休トレ② 睡眠
起きる・寝るの時間はだいたい決まっている方がコンディション維持がしやすいものです
休みの日でも、練習が遅いスタートの日も、学校の日も
いつも同じくらいの時間に起きて
1日のスタートで身体をリセットしましょう
保護者のみなさま
新年あけましておめでとうございます
本年もどうぞよろしくお願いいたします
選手たちは日々ハードに練習しているうえ、成長期でもあります
食べたものの栄養がより代謝よく生かされる時期で
その分回復も早いものです
食トレに加えて、いかに休めることができているかで
身体への沈着度に差が出ます
ご家庭でも声掛けをしていただけますと幸いです
日本スポーツ協会 公認スポーツ栄養士 森映子